「オンライン上で商品を魅力的に見せたい」
「手に取れない状況で商品の魅力を訴求できる方法はある?」
そんなお悩みをお持ちでないでしょうか?
今回の記事では、弊社のオンライン展示会プラットフォーム『WONDERLINE』の機能の中から商品を魅力的に訴求できる「オブジェクトVR」「360°バーチャルツアー」いう2つの技術にスポットをあて、概要や特徴、メリットについてご紹介します。
本記事を読んで分かること |
●「オブジェクトVR」とは?その特徴やメリット |
『WONDERLINE』を活用することで、多忙な営業活動を効率化し効果的に商品をアピールすることが可能です。商社やメーカーの営業担当者には特におすすめのツールですので、ぜひ最後までご覧ください。
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1.WONDERLINEの機能
本章では、オンライン展示会プラットフォーム『WONDERLINE』について、また『WONDERLINE』が持つ「オブジェクトVR」「360°バーチャルツアー」という2つの技術について簡単に解説します。
1-1. WONDERLINEとは
『WONDERLINE』とは、営業DX推進を目的に誕生したプラットフォームで、特にオンライン展示会のプラットフォームとして、商社やメーカーが自社商品を効果的にアピールするための多彩な機能を備えています。
従来のリアル展示会の代替として、あるいはハイブリッド展示会のプラットフォームとしての利用はもちろんのこと、現在は、CMS搭載により顧客提案用Webページの作成・プレゼン、データ分析まで一貫して行える営業ツールとして進化しています。
ハイブリッド展示会について詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。
関連記事:ハイブリッド展示会とは?リアルとオンラインを融合する新たな展示会
さらに『WONDERLINE』では、顧客が直接商品に触れられないというオンライン上のデメリットを払拭すべく、下記の機能を揃えています。
・商品を360度全方位から確認できる「オブジェクトVR」
・店舗や施設といった空間を99%の精度で再現するデジタルツイン「360°バーチャルツアー」
次項より、まずは「オブジェクトVR」について見ていきましょう。
1-2. オブジェクトVRとは
「オブジェクトVR」は、商品の魅力を最大限に引き出すための機能で、ユーザーが商品を360度全方位から確認できます。
この機能により、ユーザーは商品の細部までを詳細に観察でき、実際に手に取ることができないオンライン環境でも、まるで商品を手に取って見るかのような体験が得られます。
「オブジェクトVR」は「触れる写真」と形容されることもあり、ユーザーが実際に手を動かし楽しみながら、商品を閲覧することができます。また、商品の質感や形状、細かなディテールを高解像度で表示できるため、商品自体の訴求も適切に行えます。
従来の写真では伝えきれない商品の魅力を、楽しみながら伝えることができることこそ、「オブジェクトVR」の魅力です。
次に「360°バーチャルツアー」について解説します。
1-3. 360°バーチャルツアーとは
「360°バーチャルツアー」とは、専用のカメラで360°、3Dスキャン撮影することで、現実の建物空間をデジタル空間に誤差1%以内の精度で再現できるサービスです。
ホテルに導入した事例
カモメ・スローホテル
引用:https://my.matterport.com/show/?m=3G6adfjJiQW&
使用することで、商品の展示スペースやショールームをバーチャル化し、顧客がオンライン上で自由に見学できるようになります。他にもアパレル、ホテル、飲食店、カーディーラーなど様々な業種業態で利用されているサービスです。
これにより、物理的な距離を超えて、世界中の顧客に商品をアピールすることが可能。さらに、昨今進化が加速しているVRゴーグルを使用することで、より没入感のある体験を提供できます。
こういったテクノロジーの進化によって、オンライン上での空間の見せ方も大きく様変わりしています。
次項ではさらに詳しく「オブジェクトVR」「360°バーチャルツアー」の特徴、メリットについて解説します。
2. オブジェクトVRの特徴、メリット
2-1. 360°全方位から商品を見せられる
オブジェクトVRの最大の魅力は、商品を360°全方位から詳細に見せられる点にあります。
従来の写真では、一方向からの視点に限定されてしまい、商品の全体像を把握しづらいです。しかし、オブジェクトVRを使用することで、顧客は商品を自由に回転させ、あらゆる角度から確認することができます。
例えば、複雑なデザインを持つ商品などを、細部までしっかりと見せることができるため、顧客の理解、納得感を深め、購買意欲を高めることができます。
2-2. 比較的大きな商品※1でも作成できる
オブジェクトVRは、撮影できる商品サイズの自由度が高い点でも優れています。小さな商品から比較的大型の商品まで、商品をリアルに再現することが可能です。
※1 弊社では200kg程度の商品までであれば撮影可能な場合が多いですが、運搬の問題や撮影機材の問題で、撮影可能な商品サイズには上限がありますので、気になる方は弊社までお問い合わせください。
小さな商品であれば、細部まで鮮明に見せることで、その高品質さを強調できます。一方、大型の商品に関しては、実際に顧客の手元に届けることが難しい場合でも、オブジェクトVRを使用することで、全体像を把握しやすくします。
これにより、商品の魅力を最大限に伝えることができ、顧客の興味を引くことができるのです。
2-3. オンライン商談での商品訴求に有効な手法!
オブジェクトVRは、直接、顧客が商品を手に取って確認できないオンライン商談で非常に有効な手法です。オブジェクトVRを通じて詳細に見せることで、顧客は商品に対する理解を深めることができます。
また、オブジェクトVRを閲覧できるWebサイトやプラットフォームのURLを送付しておけば、顧客はいつでも確認でき、より丁寧で伝わりやすいコミュニケーションを実現できます。
ここまでオブジェクトVRについて解説しました。続いて、360°バーチャルツアーの特徴、メリットについて詳しく解説します。
3. 360°バーチャルツアーの特徴、メリット
3-1. 99%以上の精度でデジタルツイン化
360°バーチャルツアーは、物理的な空間をデジタル化し、高精度なデジタルツインを作成する技術です。
この技術を利用することで、実際の展示会場やショールームをオンラインで再現し、顧客に対してリアルな体験を提供することができます。そして最大の特徴は、99%以上の精度で空間をデジタル化するため、細部に至るまで正確に再現される、という点です。
顧客は自宅やオフィスからでも、まるで現地を訪れているかのような体験を得ることができるため、物理的な距離を超えて商品の魅力を伝えることができます。
また、バーチャルツアーは24時間いつでもアクセス可能であるため、顧客が都合の良い時間に閲覧することができ、営業活動の効率アップも期待できます。
3-2. VRゴーグル対応で没入できる
さらに360°バーチャルツアーは、VRゴーグルに対応しており、没入感のある体験を提供できます。
VRゴーグルを装着することで、顧客は仮想空間内を自由に移動し、オンラインでもリアルに近い感覚で商品や空間を体験することが可能です。
これにより商品のディテールや配置をよりリアルに感じることができるため、より具体的なイメージを持つことができます。
3-3. タグ機能で画像や動画、Webサイトリンクなどの情報を埋め込める
そして、デジタル空間に取り込んだ建物や施設内の空間にタグをつけることで、画像、テキスト、動画、Webサイトリンクを埋め込みが可能です。
これらのタグは、3D空間内で小さな丸いアイコンとして表示され、ユーザーがクリックするとポップアップウィンドウで情報が表示されます。 この機能により、単なる見学やツアーだけでなく、詳細な情報提供や商品紹介などにも活用できます。
このように「360°バーチャルツアー」を活用することで、空間を高精度でデジタル化でき、かつタグ機能を使えばアピールポイントをユーザーに訴求できます。
ここまで360°バーチャルツアーの特徴、メリットを解説しました。
次章では、これまで説明した「オブジェクトVR」「360°バーチャルツアー」を実際に使ってみましょう。
4. オブジェクトVR、360°バーチャルツアーを使ってみよう!
4-1. 「オブジェクトVR」を実際に触ってみよう!
オブジェクトVRの魅力は、商品を360°自由に回転させて見ることができる点です。顧客は楽しみながら、商品の裏側や細部まで詳細に確認でき、実際に手に取ることができないオンライン環境でも、商品の全貌を理解することができます。
実際に弊社スタジオにて撮影した椅子の「オブジェクトVR」を触ってみましょう!
※下記の画像をクリックすると「オブジェクトVR」ページに遷移します。
このインタラクティブな体験は、ただ商品を見せるだけではなく、クライアントに遊び心を持って触れてもらうことができるため、記憶に残りやすくなります。
オブジェクトVRにご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
4-2. 「360°バーチャルツアー」を使って計測してみよう!
360°バーチャルツアーは、高精度な測定機能も備えています。これにより、顧客はバーチャルツアー内で実際の寸法を測定することができ、商品のサイズや配置を具体的に確認することができます。
実際に弊社の撮影スタジオを例に体験してみましょう。
新日本印刷株式会社 撮影スタジオ
360°バーチャルツアーを活用した測定方法
① 上記「新日本印刷株式会社 撮影スタジオ」の画面上にある再生マークをクリックすると下記の画面に遷移しますので、測定モードアイコンをクリックします。
② [+]マークが登場するので、クリックします。
③下記、画像内の指示に従って、測定を開始したい場所を1回クリックします。
④続いて測定を終了したい場所を1度クリックしてください。
⑤チェックマークが表示されるので、クリックします。
⑥測定結果が表示されます。
以上で測定完了です。
もし結果を削除したい場合は、[測定結果の線をクリック]→[ゴミ箱アイコンをクリック]することで削除されます。
測定機能を使うことで、顧客が自社のスペースに商品を設置する際の参考にすることもできるため、実際の導入イメージを具体的に把握でき、購入後のイメージを持ってもらいやすいため、非常におすすめの機能です。
5. まとめ
本記事では、『WONDERLINE』に内包する機能である「オブジェクトVR」「360°バーチャルツアー」という2つの技術にスポットをあて、概要や特徴、メリットについて紹介しました。
『WONDERLINE』を活用することで、顧客はオンライン上で商品を触りながら(オブジェクトVR)、また、実際にその空間に訪れたように感じながら(360°バーチャルツアー)、商品や空間を体験することができます。
オンライン上での営業活動において、商品を魅力的にアピールできていないとお悩みの方は是非『WONDERLINE』をお試しください。
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