在庫管理は自動化すべき!顧客満足度UPにつながるメリットや方法

「在庫管理の自動化ってどう?人も足りないし、導入したらもっと効率よく仕事を回せる?」

「在庫管理の自動化を検討しているけど、自社に合っているのかわからない!在庫管理を自動化するとどうなるの?」

このように自社の抱える部品や商品などの在庫管理を自動化すべきか、お悩みの方もいるでしょう。

実は在庫管理の自動化は、顧客の満足度向上に欠かせません。

なぜなら在庫管理を自動化すると効率的かつ正確な管理につながり、商品の欠品防止や常に新鮮な商品を提供することが叶うからです。
結果的に、顧客の要望を高い水準で満たせるようになるのです。

とはいえ在庫管理を自動化するにあたって、ただツールを導入すればいいわけではありません。

自動化により得られるメリットや注意点を把握したうえで、自社に合った在庫管理の自動化方法を選ぶ必要があります。

そうでなければ業務フローが複雑化してしまったり、業務効率が低下してしまったりと、逆効果になりかねません。

そこで本記事では、在庫管理の自動化について、メリットから方法・あなたの会社に合った在庫管理の自動化についてお伝えしていきます。

本記事を読んでわかること
・在庫管理を自動化するメリット
・在庫管理を自動化したことで個客満足度向上につながった事例
・在庫管理を自動化する方法
・在庫管理を自動化するときの注意点
・自社に合った在庫管理の自動化システムの選び方

ぜひ本記事を読み進めて、在庫管理の自動化について理解を深めていきましょう。

1. 顧客の満足度向上には在庫管理の自動化は欠かせない!

顧客の満足度向上には、在庫管理の自動化が欠かせません。

在庫管理の自動化をすることで在庫の効率的かつ正確な管理につながり、以下のような課題を解決できるからです。

商品の欠品を防止できる:自動化すると、在庫量が一定以下になった場合に発注まで自動でおこなえ、欠品がなくなる。顧客が求めてきたタイミングで商品を提供できる。

納期について正確な回答がしやすい:自動発注によって常に必要量の在庫があることから、「いつ届くかわからない」という状況を避けられる。

常に新鮮な商品を提供できる:発注点以下になった商品が自動的にリストアップされるので、不要な在庫を抱えることなく、入荷したての商品を提供できる。

コスト削減によって価格へ還元できる:ハンディによって検品した商品が自動登録されたり、発注業務を自動化したりすれば人件費や過剰在庫を削減できる。

丁寧な接客に時間を割ける:自動化によって在庫管理にとられていた時間が削減でき、顧客への接客に十分な時間をかけられるようになる。

もちろん在庫管理の自動化は、自社で発生するミスの削減や作業を効率化させることが狙いでもあります。

しかし、企業としてもっとも大切にすべき存在は顧客であり、満足度を高められれば売り上げが上がることは必然ですし、リピート率の向上も期待できます。

口コミ効果によって新規顧客獲得につながる可能性もあるでしょう。

それゆえ、顧客の満足度を向上させ、企業が安定的に事業を運営していくためには、在庫管理の自動化は欠かせないのです。

2. 在庫管理の自動化によって顧客満足度向上につなげられた事例

顧客の満足度向上には、在庫管理の自動化が重要であることをお伝えしました。

ここからは実際に、在庫管理の自動化によって顧客満足度向上につなげられた事例を2つ見ていきたいと思います。

・欠品がなくなり顧客満足度につながった事例
・接客に集中できるようになり、顧客満足度向上につながった事例

順番に見ていきましょう。

2-1. 欠品がなくなり顧客満足度につながった事例

つづいては欠品がなくなり顧客満足度につながった事例を紹介します。

電子基板の受託製造をおこなう株式会社大日光・エンジニアリングは、棚の部品在庫数が管理できておらず、実際に商品を作るときに欠品が発生することがしばしばありました。

そこで在庫管理を自動化するシステムを検討し、「スマートF」を導入しました。

スマートFは工程管理や受発注などもできる在庫管理システムで、バーコードとハンディを使って在庫管理ができます。

部品に添付したバーコードをハンディターミナルで読み込めば、自動的に入出庫記録が登録され、現在の在庫数に反映されます。

以前は棚版に記載したカードに従業員が手作業で入出庫数などを記入していたため、正確な在庫数との相違が発生していましたが自動化によって間違いが減り、正しい在庫数がわかるようになりました。

さらにハンディターミナルで急ぎ品を受入処理すると、自動的にアラートが出る仕組みを導入したため必ず発注漏れはありません。

結果的に顧客が必要なときに合わせて商品を製造できるようになり、顧客満足度向上につながった結果となりました。

2-2. 接客に集中できるようになり、顧客満足度向上につなげられた事例

株式会社エフ・ジェイ ホテルズは大阪府で宿泊事業をしている企業であり、人手不足を見据えて業務をできるだけ少人数でこなしていけるような仕組み作りをする必要がありました。

ホテル事業にとっては在庫管理より、顧客サービスといったコア業務に従業員に集中してもらうことが大切です。

そこで在庫管理したいものの下に置くだけで在庫がわかり、自動で発注してくれる、在庫管理システム「スマートマットクラウド」の導入が決まりました。

スマートマットクラウドによって毎日の在庫管理がなくなり、発注漏れや数え間違いもありません。

さらに月末の棚卸では5~6時間かけてアメニティの在庫を数えていましたが、その時間からも解放されました。

スタッフの生産性が向上されたので顧客への接客へ集中できるようになり、結果的にRevPAR(客室単価×稼働率)が高まったといいます。

株式会社エフ・ジェイ ホテルズではその後、系列ホテル13店舗へもスマートマットクラウドの順次導入が決まりました。

在庫管理の自動化が顧客の満足度向上につながり、事業の経営に大きなプラスの効果を現した事例といえるでしょう。

3. 在庫管理を自動化するメリット

在庫管理の自動化が顧客満足度向上につながることを実際の事例でおわかりいただけたところで、ほかにも多くのメリットがあるのでお伝えしていきます。

在庫管理の自動化をするメリットは、以下4つです。

・正確な在庫情報を把握できる
・コスト削減を図れる
・データ分析による迅速な戦略策定ができる
・人手不足を解消できる

順番に見ていきましょう。

3-1. 正確な在庫情報を把握できる

在庫管理を自動化すると、正確な在庫情報を把握できます。

在庫管理自動化ツールは、人の手と目を使って確認するよりも正確な在庫状況を反映してくれるからです。

人が在庫を確認する場合、どうしても見落としや数の間違いなどが発生してしまい、完全に防ぐことは困難でしょう。

正確な在庫を把握するには複数人や複数回の確認が必要となり、効率的ではありません。

しかし在庫管理自動化システムなら商品の入出庫時には必ずシステム上に反映されるため、人の手を煩わすことなく確実に在庫を把握できます。

たとえば、ウェルコムデザイン株式会社が提供している「WelThings」を見てみましょう。


出典:ASPIC公式サービスアスピック「WelThings」

ハンディターミナルを利用して商品のQRコードやバーコードを読み込ませると、入出庫が反映されるのでリアルタイムの在庫を把握できます。

出典:WELCOM DESIGN「【 パッケージ版 リリース開始】」

毎回何個在庫があるのか数える作業や、検品する作業が簡素化され、数え間違いのリスクもなくなります。

このように、在庫管理を自動化できるツールを活用することで、早く確実に正確な在庫を把握できます。

3-2. コスト削減を図れる

在庫管理の自動化は、以下の面でコスト削減にも非常に役立ちます。

・人件費の削減
・適正在庫の管理

在庫管理を自動化することでこれまで人の手が加わっていた業務がなくなったり、時間がかからなくなったりするので、在庫管理業務のために人を雇う必要がなく、人件費を削減できます。

また在庫管理がきちんとできていなければ、商品の需要予測が立てられず過剰発注してしまうケースや、ダブルで発注してしまうケースなど、多くの在庫を抱えてしまうことがあります。

在庫管理システムを自動化すると正確な在庫がいつでもわかるので、「この部品、確かもうなかったはずだから発注しとこう!」といった曖昧な発注をすることがありません。

とくに生鮮食品のように期限が短い商品は、過剰に在庫を抱えてしまえば廃棄によるコストも発生してしまいます。

在庫管理の自動化システムを導入することで、コスト削減を図れる点は、大きなメリットです。

3-3. データ分析による迅速な戦略策定ができる

在庫管理を自動化すると、データ分析による迅速な戦略策定ができます。

これまでの出荷状況や売り上げ実績などが迅速かつ詳細に把握できるので、分析をすれば今後の需要予測や在庫最適化が可能だからです。

たとえば在庫管理を自動化することで以下のような分析がしやすくなります。

在庫管理を自動化することでできる分析

ABC分析:売れ筋商品であるか否かを分類する。重要商品に対する管理を優先させられる。

在庫回転率分析:在庫がどれだけ消費されたかを計算し、数値が小さい商品の改善点を見いだすことにつなげる。

在庫回転期間分析:在庫がすべて入れ替わるのにかかる日数を計算し、在庫数が適切か判断材料にする。

交差比分析:その商品によってどれだけの利益が得られているのか計算する

在庫数が正確にわからなければ分析によって得られた数値は参考になりませんし、在庫数を把握するのに時間がかかれば、分析するところまでなかなかたどり着けません。

在庫管理自動化システムを導入すればすぐに正確な在庫がわかるので、分析が容易になり、今後どのような商品を優先的に販売すべきか、在庫数を増やすべきかなどが判断しやすくなるでしょう。

3-4. 人手不足を解消できる

在庫管理の自動化は、人手不足の解消にもつながります。

在庫管理にかけていた時間が大きく短縮されるからです。

実際、株式会社ダイアログが調査した、「医療現場でのWMS活用に関する実態調査」では医療現場において紙やExcelといったアナログで在庫管理をする場合に1日にかかる時間は、以下のような結果になりました。出典:株式会社ダイアログ

グラフからおわかりいただけるように、多くの医療現場において毎日5分~1時間程度残業しており、1時間以上になるケースも10%を超えています。

一方在庫管理システムを活用して自動化を取り入れている場合は、以下の結果となっています。

出典:株式会社ダイアログ

1時間以上かかる医療現場は非常に少なく、多くは5~30分で終えています。

在庫管理を自動化させられれば管理時間が削減され、その分の時間をほかの接客や製造などの業務に充てられます。

結果として少ない人数でも業務を遂行できるようになるため、在庫管理の自動化は人材不足で悩んでいる企業にもおすすめです。

4. 在庫管理を自動化するときの注意点

在庫管理を自動化するときのメリットについておわかりいただけたかと思います。

ここで、在庫管理の自動化を検討しようとお考えの方に、必ず知っておいていただきたい注意点を解説します。

・利用するツールが既存の管理システムと連携可能か確認する
・利用するツールに情報漏洩を防ぐセキュリティ体制が整っているか確認する

順番に見ていきましょう。

4-1. 利用するツールが既存の管理システムと連携可能か確認する

在庫管理を自動化させるシステム導入にあたって、既存の管理システムと連携可能か確認しましょう。

もし現状何らかの在庫管理システムを使用している場合に引き継ぎできるかはもちろん、以下のような管理システムとの連携が可能か事前にチェックしてください。

連携可能か確認しておきたいシステム例
会計・財務システム
販売管理・受発注システム
生産管理システム
物流管理システム
基幹システム

在庫管理を自動化させるとき、ほかのシステムと連携させられるとデータの一元管理ができ、自社の営業部門や製造部門、物流部門といったさまざまな部署との連携が取れるようになります。

受発注業務の迅速化や、納期の営業時の素早い納期に関する提案などができ、会社全体を通して業務効率が上がるので、事前確認は必須です。

4-2. 利用するツールに情報漏洩を防ぐセキュリティ体制が整っているか確認する

在庫管理を自動化させるときは、情報漏洩を防ぐためにもシステムのセキュリティ対策が整っているか確認してください。

在庫情報は売り上げや利益・損失・顧客との価格情報といったさまざまな情報情報に関係しています。

たとえば利益率にかかわるデータが流出すれば、競合企業に以下のような経営戦略が把握される可能性も否定できません。

高利益率の商品が競合に知られる
→ 競合が類似商品を投入して利益を得ようとする可能性がある

低利益率の商品が競合に知られる
→ 値引き販売している商品と推測される
→ 顧客獲得のための戦略商品と推測される

また顧客情報が漏れてしまった場合、今後の取引を打ち切られてしまう可能性も否定できません。

ツールによっては顧客とどのような商品をいくらで取引してるといった情報が含まれてることもあり、漏れてしまえば競合への影響もあるでしょう。

そのため、以下のようなセキュリティ対策が十分に整っているのかを確認しておくことが大切です。

在庫管理を自動化するにあたってチェックしたいセキュリティ対策

ユーザー認証方式:パスワードに有効期限を設けたり、ID/パスワードの複雑さ要件を付与して決められたユーザーだけがシステムを使用できる

データ保護機能:データの持ち出しがあった場合に読み取りを防止する

データの暗号化:正規のユーザー以外はデータの内容を読み取れないようにする

更新履歴の保持:在庫データの変更履歴を保持して、不具合によってデータ更新されてしまった場合でも復旧できる

バックアップ体制:自動で周期的にバックアップデータをとるような、データ損失を防止する対策

5. 在庫管理を自動化する方法

スムーズに在庫管理の自動化を図るには、ツールの導入が必要です。

具体的には、以下3つのツールのうちいずれかの導入が必要です。

・在庫管理システムの導入
・在庫管理アプリの導入
・画像認識AIの導入

順番に見ていきましょう。

5-1. 在庫管理システムの導入

在庫管理システムとは在庫に関する情報がわかるITシステムで、以下のような機能があります。

在庫管理システムの機能
在庫確認
入出庫管理
検品管理
返品管理
棚卸
在庫分析
データ抽出
外部連携

在庫管理システムなら在庫の有無はもちろん、いつ入荷・発送したのかや返品した履歴など、さまざまな情報を把握できます。

業種を問わず利用できる在庫管理システムだけでなく、医療や流通・卸業・アパレルといったある業種に向いている設計の在庫管理システムなどもあり、自社に合った在庫管理がしやすいといえます。

5-1-1. 業種を問わず利用できる在庫管理システム例:zaico

出典:zaico

zaicoは導入企業が170,000社を超える在庫管理システムで、わかりやすくシンプルなつくりが人気です。

物品のラベルやQRコード・バーコードをかざせば、自動で在庫登録および入庫・出庫を反映できてしまい、手入力の必要はありません。

出典:zaico

また発注点の設定もできるので、自動で発注点以下になった商品を表示してくれ、欠品の防止にも役立ちます。

5-1-2. 特定業種に向いている設計の在庫管理システム例:アパレルに特化したアパレル管理自動くん

出典:アパレル管理自動くん

アパレル管理自動くんは「アパレルの小売・卸売業務サポート」を自動化させ、スムーズにおこなえる在庫管理システムです。

一般的な在庫管理システムと同様な機能があることはもちろん、以下のような機能でよりアパレル特有の在庫管理を得意としています。

・1つの商品に対してカラーやサイズといった細かなSKU単位にまとめて在庫数集計できる
・ブランドやシーズンなどのカテゴリーごとにまとめて在庫数集計できる

アパレルの場合は、1つの商品に対してS・M・Lといったサイズの違いや、カラーバリエーションが豊富なケースが多いです。

このような細かな単位ごとに在庫管理できるのはアパレルに特化しているからできることです。

また棚卸機能ではシーズンに応じて商品を絞り込んで差数を突き合わせることもでき、効率的に作業を進めやすくなります。

幅広い事業ではなく、ある程度業務内容が特化している企業であれば、このような一定の業種に適した在庫管理システムを選ぶことも選択肢のひとつといえます。

WONDERCART(ワンダーカート)なら在庫管理〜書類作成も効率化

新日本印刷株式会社が提供するWONDERCART(ワンダーカート)は、在庫を管理しながら見積書や提案書を自動で作成できるツールです。

システムを閲覧すると、在庫数が最終的な更新日とともに表示されます。

リアルタイムで在庫が表示されるため、社内で在庫状況を把握できることはもちろん、顧客も、欲しい商品が注文できるのかがすぐにわかります。

そして特徴的なのがカタログの二次制作データを使用して在庫管理システムを制作しているので、画像付きで見積書や提案書をつくれる点です。

テキストだけの見積書より画像付きのほうがどの商品のことについてなのかがすぐにわかり、発注間違いもありません。

作成時間も上記の内容であれば5分もかからずつくれてしまうので、業務効率は倍以上を見込めます。

在庫管理の自動化だけでなく、書類作成業務の効率化も図るのであれば、WONDERCART(ワンダーカート)を検討してみてください。

5-2. 在庫管理アプリの導入

在庫管理アプリはスマートフォンを利用してバーコードやQRコードを読み取ることで、入出荷処理や在庫確認が自動でできるアプリです。

在庫管理アプリの機能
在庫確認
入出庫記録の作成
物品登録:在庫の数や保管場所などを登録
QRコード・バーコードの生成:データ管理のために作成。読み込むことで在庫情報が表示される
在庫アラート設定:在庫の数に応じてアラートがつけられる

在庫管理システムと違い、在庫管理に関する最低限の機能のためコストが抑えられ、なかには無料の在庫管理アプリもあります。

ここでは無料で利用できる在庫管理アプリ「ハウメニ」を例に見てみましょう。

出典:ハウメニ

ハウメニはバーコードで商品を読み込めばアプリへ簡単に登録できます。

わかりやすい画面が特徴的なハウメニは自動で入出庫件数を集計してくれ、グラフで簡単に見ることができます。


出典:ハウメニ

検索画面では指定した数より少ない在庫の商品を調べることもでき、発注業務の手間を省くこともできます。

在庫管理システムまでお金をかけるのは難しい場合や、在庫管理の自動化を試してみたいという方は在庫管理アプリを検討するといいでしょう。

5-3. 画像認識AIの導入

画像認識AIを利用した在庫管理システムの利用は、カメラで撮影した画像から在庫の数量や種類を自動的に判断できる在庫管理の自動化方法です。

24時間365日カメラで在庫を見て読み取った情報をデータベースに反映させる仕組みで、商品の形に関係なく認識でき、バーコードによるスキャンも不要です。

画像認識AIを利用した在庫管理システムとして「モノ常時管理システム」を例に見てみましょう。


出典:モノ常時管理システム

モノ常時管理システムは管理したい商品にカラービットをはっておけば、商品をどこにおいてもエッジAIカメラが認識します。

【カラービット】

出典:モノ常時管理システム

【エッジAIカメラ】


出典:モノ常時管理システム

バーコードやQRコード、電子タグでは適用が難しかった場面でもカラービットは認識でき、在庫がいつ、何個入出庫したのかが自動で記録されます。

モノ常時管理システムを利用すれば、人がすることはピッキング作業だけですんでしまいます。

実際に画像認識AIを導入したデパート企業では、発注、検品、納品作業時間が33%削減できたケースもあり、在庫管理に費やしていた多くの時間をほかの業務に避けられることは間違いありません。

6. 在庫管理の自動化はツール選びがカギ!

在庫管理の自動化は、「いかに自社に合った在庫管理を自動化させるツールを選べるか」が大きくかかわっています。

実際に在庫管理を自動化させるツールの導入に失敗した企業では、以下のような不利益を被っているケースもあるのです。

株式会社ダイアログのWMS選定の失敗に関する実態調査出典:株式会社ダイアログ

在庫管理ツールは何も考えずに導入してしまえば、業務効率化を図れるどころかむしろ逆効果になってしまいます。

それゆえ、しっかりと自社の課題や状況に合ったツール選びが欠かせないのです。

7. 自社に合った在庫管理の自動化ツールの選び方

在庫管理システムやアプリ・画像認識AIという在庫管理の自動化方法があることをお伝えしたうえで、ただ導入すればいいわけではないとおわかりいただけたかと思います。

最後に、在庫管理を自動化させるにあたって、どのようなシステムを選ぶべきか、以下の観点からお伝えしていきたいと思います。

・自社の業種との相性
・価格
・既存システムとの連携性
・サポート体制

順番に見ていきましょう。

7-1. 自社の業種との相性

自社がおこなう業種との相性の合いやすさ
在庫管理システム在庫管理アプリ画像認識AI

業種を問わない

必ずしも自社に合うとは
限らない

業種を問わない

どのツールを選ぶにしても、自社の業種との相性をチェックすることが大切です。

以下のように、業種によって必要な機能は異なるからです。

業種によって在庫管理システムに求める機能は異なる

食品・医療など:原材料や薬の期限の管理、廃棄期限が迫った在庫抽出、リアルタイムで在庫把握
製造業界:製品を作るために必要な材料や備品の管理
EC・通販・小売業界:通販サイトと販売店舗の在庫情報をリンク

たとえばスーパーマーケットであれば、商品の期限の管理ができなければなりません。

ネットショップもおこなっている事業であれば、ECサイトとの連携が取れる在庫管理ツールを選ぶ必要があります。

在庫管理を自動化させるツールのうち、在庫管理システムや画像認識AIは幅広い事業に対応しており、自社の業種には合うツールが見つかりやすいです。

一方在庫管理アプリの場合はできることが限定されていることから、自社の業種に必ずしもぴったりのアプリを見つけられるとは限らないでしょう。

自社の業種を鑑みたうえで、どのツールを選ぶか検討しましょう。

7-2. 価格

ツールごとの価格
在庫管理システム在庫管理アプリ画像認識AI

導入:無料~数百万円
運用:無料~数十万円

導入:無料~
運用:無料~
×
導入:数百万円〜1,000万円前後
運用:10~100万円前後

在庫管理ツールを導入するにあたって、導入後も継続して利用できる価格であるか確認してください。

高性能なシステムを採用しても、継続できなければ意味がありません。

在庫管理システムの場合は無料でできるものも多いですが、より自社に合わせてカスタマイズしていけば数百万円になるケースは少なくありません。

また画像認識AIに関しては自社に合わせて開発していくことから、1,000万円は見ておくことになるでしょう。

そしてもっとも安価で導入できるのは、在庫管理アプリです。

無料のアプリから月数千円で利用できるアプリもあるので、在庫管理の自動化を検討している段階であれば在庫管理アプリをひとまず導入して、様子を見てもいいかもしれません。

7-3. 既存システムとの連携性

既存システムとの連携性
在庫管理システム在庫管理アプリ画像認識AI
×

4-1. 既存の管理システムと連携可能か確認する」でお伝えしたように、在庫管理を自動化するにあたって、既存システムとの連携性を調べたうえで導入してください。

既存システムと連携性が取れていれば在庫情報の共有ができるので、営業や受発注業務がスピーディに進みます。

在庫管理システムや画像認識AIにおいては、既存システムとの連携性が取れるものが一般的です。

しかし、在庫管理アプリに関してはあまり連携性を期待できないといっていいでしょう。

在庫管理システムに付帯した在庫管理アプリであれば連携性が高いものもありますが、一般的には連携できないケースが多数です。

すでにシステムを導入していたり、今後導入を検討していて、連携を図りたい場合は連携性を十分重視しましょう。

7-4. サポート体制

各在庫管理ツールのサポート体制
在庫管理システム在庫管理アプリ画像認識AI

(無料の場合は難しい)
 〇
(無料の場合は難しい)

在庫管理を自動化させるとき、サポート体制が整っているかチェックしましょう。

運用し始めるまでは手厚くサポートしてくれても、その後のサポートはあまりないケースもよくあります。

しかし実際に運用し始めてからのほうが「もっと業務効率化させるにはどうしたらいいの?」「キャッシュフローを改善させたい」といったサポートが必要なケースは多いです。

そのため、以下のようなポイントをチェックして、サポートの充実性を調べてください。

在庫管理システムのサポート体制のチェックポイント
・24時間365日対応してもらえるか
・サポートは有償か
・電話やWeb会議システムでサポートしてもらえるか
・アップデートやバージョンアップの提供頻度は適切か
・キャッシュフローの改善にアドバイスをしてもらえるか

また在庫管理システムと在庫管理システムに関しては、無料のツールを使用した場合のサポートはあまり期待できません。

メールで数日以内の返信程度と考えておいてください。

一方画像認識AIも含め、有料のツールであれば電話対応やリモートなどのサポートを期待できるので、事前に確認しておきましょう。

8. まとめ

在庫管理の自動化について、ご理解いただけましたでしょうか。
最後に本記事の要点をまとめていきます。

◎顧客の満足度向上には在庫管理の自動化は欠かせません。

◎在庫管理の自動化をするメリットは、以下4つです。

・正確な在庫情報を把握できる
・コスト削減を図れる
・データ分析による迅速な戦略策定ができる
・人手不足を解消できる

順番に見ていきましょう。

◎在庫管理を自動化するときの注意点は、以下2つです。

・既存の管理システムと連携可能か確認する
・情報漏洩を防ぐセキュリティ体制が整っているか確認する

◎在庫管理を自動化できる方法には、以下3つのツールの導入が必要です。

・在庫管理システムの導入
・在庫管理アプリの導入
・画像認識AIの導入

◎在庫管理の自動化はツール頼みだけではうまくいきません

◎自社に合った在庫管理の自動化システムの選び方は以下4つのポイントを押さえてください。

・自社の業種との相性
・価格
・既存システムとの連携性
・サポート体制

あなたが本記事を読んで、在庫管理の自動化について理解を深められたら幸いです。

#在庫管理 #自動化

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