私は40代ながら当ブログを運営する新日本印刷に中途入社し、未経験のマーケティング業務に挑戦しているひよっこマーケターです。
マーケティング知識はもちろんですが、オンラインに関する知識や経験もひよっこです。
先日、当ブログで紹介しているオンライン展示会プラットフォーム「WONDERLINE」を使ったオンラインイベントが開催されました。
私にとってはじめての「WONDERLINE」を使った自社オンラインイベントです!
また、当社は「新日本印刷」という社名の通り印刷がメインのお客様も多く、そうしたお客様を担当する社員の中には「WONDERLINE」初体験という人も。
私を含め、そうした社員の多くに「WONDERLINE」を実際に体験してみてわかったことや、実感したことがたくさんありました。
この記事では、そんな初心者目線での自社オンラインイベントの事例を紹介します。
この記事でわかること |
目次
1.「WONDERLINE」はオンラインイベントにも使える!
冒頭で書いた「WONDERLINE」を使った自社オンラインイベントは、「新日本オンライン夏祭り」という暑中イベントのことです。
(詳しくは「【事例紹介】暑中イベント成功のカギはアイデアと制作力にあり!」でお読みください)
暑中見舞いや年賀というと、季節の節目でお客様にご挨拶をする習慣として捉えている方が多いと思いますが、これまで新日本印刷ではいっぷう変わった暑中・年賀イベントを実施してきました。
2023年は、その暑中イベントを「WONDERLINE」を使って、はじめてオンラインイベントとして開催。
どんなオンラインイベントだったかを紹介する前に、少しだけこれまでの暑中・年賀の位置付けについてひもときます。
1-1.新日本印刷にとっての暑中・年賀の位置付け
新日本印刷では10年ほど暑中見舞いと年賀を季節イベントとして続けてきました。
暑中見舞い・年賀状のハガキを送ったり、手土産を持ってお客様を訪問する、重要な季節のご挨拶です。
ただ、多種多様な制作物を手掛ける印刷会社として、ありきたりなハガキや手土産ではつまらない!
とことんお客様に楽しんでいただきたい!というサービス精神からなのか何なのか、毎年さまざまなテーマ設定のもと、社員総出で本格的なビジュアルづくりに挑戦し、絶対に他では見かけない異色なユニークなハガキ、特設サイト(動画も制作!)、オリジナル手土産をつくり上げるのが恒例に。
過去には十二単(ひとえ)の衣装を着て百人一首風の名刺を作成したり、妖怪のコスプレで誰が誰だかわからないほどの完成度に仕上がってしまったことも。
もちろん、当社社員がコスプレマニアというわけではなく、撮影・デザイン・動画・Web制作の全てを自社で手がけられるという制作力のPRこそが本来の目的です!
ただ、ユニークな衣装のおかげで社員に親しみを感じてもらえたり、風通しの良い社風や社員同士の仲の良さも伝わっているようで、毎年楽しみにしてくださっているお客様も多いのだとか。
ただ、直接そういった声を聞くことはあっても、実際にどれだけのお客様に届いているのか、データとしてはわかりませんでした。
そこで、2023年の暑中見舞いでは、WONDERLINEを使ってはじめてオンラインイベント化することに。
1-2.オンライン展示会プラットフォームを使うメリットとは?
私は無知なひよっこのため、「WONDERLINE」はオンライン展示会プラットフォームだから展示会をやるものだと思い込んでいて、実際のところ、オンラインイベントをどうやってつくるのかわかりませんでした(先輩方すみません!)。
ただ、展示ブースに写真・説明文・動画を掲載できるのだから、当社の暑中イベントに必要な要素はそろっています。
さらにオンラインゲーム(これも社内で制作!)、キャンペーンの紹介ページ、キャンペーンに関する資料ダウンロード、来場者アンケートなど、載せたいコンテンツもすべて載せられます。
そして「WONDERLINE」なら、来場者の行動分析ができるというメリットも!
とはいえ、ひよっこの私は、行動分析ができることの本当のメリットをいまいち理解していませんでした…。
2.恒例イベントをオンライン化して気づいたこと
これまでの暑中・年賀では既存のお客様へのご案内だけでしたが、今回は「WONDERLINE」でのオンラインイベントになったことに伴い、展示会で名刺交換させていただいたお客様にもメルマガでイベントのご案内を送りました。
(過去の展示会出展に関しては「【ヒアリングシート付】リード獲得を加速させる3つの役割|呼び込み/ヒアリング/プレゼン」をお読みください)
(メルマガに関しては「ひよっこマーケターのはじめてのメルマガ挑戦記」をお読みください)
2-1.お客様の反応
これまでの暑中・年賀イベントでお客様の反応を伺うのは、訪問した際に直接お聞きするのがほとんど。
口頭でお聞きするだけなので、お客様の反応を社内に共有することができませんでした。
今回、オンラインイベントに変わったことで、以下の内容が見える化されました。
・来場者名 ・来場回数 ・来場者アンケート ・キャンペーン資料ダウンロード者名 ・資料ダウンロード数 ・オンラインゲームで遊んだ回数 |
今まではお客様から直接感想をお聞きするだけでしたが、「WONDERLINE」を使ってオンラインイベント化したことで、お客様が気になったのはどのコンテンツか、どの資料をどなたがダウンロードしたか、などの情報を行動データとして収集できました。
アンケートでは「楽しく拝見しました」「とても活気のある会社だと思いました」などのご意見や、「お年賀、暑中見舞いなど御社の案内を楽しみにしています」といったご意見をいただき、やっぱりこの企画はお客様に根付いているんだと実感しました。
中には「弊社担当の営業さんが登場していなかったのが残念でした!」といった、営業冥利に尽きるご意見も。
また、メルマガからご来場くださったお客様からも「楽しく拝見しました」「うらやましい社風ですね!」などのアンケートをいただき、うれしい限りです。
これまで当社の暑中・年賀イベントをご存知なかったお客様にも、もっと知っていただけるようにしたいと思いました。
2-2.社内の反応
冒頭で書いたように、社内でWONDERLINEにあまり触れていなかった人たちからも、さまざまな反応がありました。
2-2-1.印刷営業のプロ(50代)
印刷営業30年の大ベテラン。
フィールドセールスのプロとして、お客様を訪問して直接ヒアリングしたことから提案することを重視してきました。
Webツールを日常的に使うのは、ネットショッピングや調べもの程度なのだとか。
でも、WONDERLINEでお客様の行動データが取れたことで、情報分析できることのメリットを実感したそう。
訪問やお電話で直接ご案内したお客様が、オンラインイベントに来場してくれたか、アンケートにどんなことを書いてくれたかわかるのは、今までとは違う手応えだったようです。
「これぞマーケティングだな!」と喜んで、毎日アンケートや行動データをチェックするようになってくれたのは、ひよっこマーケターの私にとっても嬉しい変化でした。
ただ、「ログインするのが面倒」という声も多く聞いたそうなので、今後はお客様が面倒だと感じないよう、もっとログインする魅力を感じてもらえるように改善するのが課題です。
2-2-2.育休復帰のインサイドセールス担当(30代)
ほとんど内勤で、お客様とのやりとりは電話やZoomなどで行っています。
育休を取っていたので、WONDERLINEを実際に使うのははじめてでした。
なかなか外に出る機会がないので、「アンケートからお客様と営業さんの関係性が見えて新鮮!」だったそう。
また、「データをまとめてダウンロードして見れるのが便利」というコメントも。
リアルタイムでお客様の行動データがわかったことで、オンラインの先に実際のお客様がいて、反応してくれたことを実感できたそう。
資料をダウンロードしてくださったお客様にリアルタイムで応えるために、もっとどんな対応ができるか考えていきたい!とモチベーションが上がったようです。
2-2-3.中途入社の新人マーケ部員(40代)
私、ひよっこマーケターは、データ収集の重要性を再認識。
どのお客様がどのサービスに興味を持ってくれたかわかることで、適切なアプローチができるのだと理解できました。
また、ログインすることでWONDERLINEがお客様の一人ひとりを認識し、それぞれの興味があることを教えてくれるのだと実感しました。
「オンライン展示会プラットフォーム」というと無機質な印象ですが、オンラインツールに慣れない人にもわかりやすく行動データを見える化してくれる「お手伝いプラットフォーム」だと考えたら、なんだか親しみを感じませんか?
離れたところにいるお客様とつながれるだけでなく、姿の見えないお客様のことが行動データで見えてくる。
まさに「WONDER」な「LINE」じゃないですか?
2-2-4.既存のお客様を担当する営業社員の意見
印刷がメインのお客様を担当している営業社員からは、以下の意見がありました。
「今までは手土産をお渡しするかハガキを送るだけだったけれど、アンケートをきっかけにお客様にご連絡ができた」
「クールな印象のお客様がオンラインゲームで何度も遊んでくれていたりと、意外な一面を知って、関係が深められた」
「オンラインイベントがきっかけで、オンラインや動画制作のサービスを知ってもらえた」
「お客様の行動データが、お礼の電話や新しいご提案について考えるきっかけになった」
「デモサイトでWONDERLINEの機能は知っていたけれど、実際にお客様の行動データを見て便利だと実感できた」
「ログインがハードルにはなるけれど、ログインのメリットがよくわかった」
毎年、当社の暑中・年賀イベントはお客様とのコミュニケーションのきっかけづくりになってきたと思いますが、WONDERLINEでお客様の行動データが見える化されたことで、新しいアプローチにつながっていきそうです!
3.まとめ:データはただの数字じゃない!
オンライン展示会プラットフォーム「WONDERLINE」で恒例イベントをオンラインイベント化してみてわかったことは、以下の通りです。
・WONDERLINEを使ったことで、お客様の反応を共有できた ・WONDERLINEの機能を知っていても実感のなかった人たちが手応えを感じられた ・オンラインでもお客様とつながっている感覚が得られた |
「WONDERLINE」で収集できる行動データは、ただの数字ではありません。
アンケートや行動データが収集できたことで、お客様の反応を共有できました。
私も含めて、オンラインに苦手意識を持っていた社員も、実際に毎日行動データをチェックしたことで、手応えが感じられるようになりました。
リアルタイムでどんな行動をされているかがわかるので、お客様とつながっていることを実感しました。
「データ」は数字で表されるものですが、その先にいるお客様とつながっていることを実感できれば、データはただの数字ではなく、お客様の興味や関心を教えてくれる、魔法の数字になってくれる。
はじめてのWONDERLINEを使った自社オンラインイベントを体験して、そんな学びが得られました。
「WONDERLINE」はオンラインイベントにもオススメです! |
・WONDERLINEなら簡単にオンラインイベントができる! ・新日本印刷のコンテンツ制作力を活かしてオンラインイベントを開催することも可能 ・はじめての展示会開催でも安心な充実サポート |
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