【2023最新】製造業のオンライン展示会|日程・おすすめ理由・注意点

製造業は、オンライン展示会を積極的に活用すべき業界の1つであることを、ご存じですか。オンライン展示会を取り入れることで、コストを抑えて、幅広い見込み客に製品のよさをアピールできるようになるからです。

これまで展示会に参加していなかったケースはもちろん、すでに展示会を行っていても、オンライン展示会の効果が期待できます。

オンライン展示会とは、実際に会場に人を集めるのではなく、インターネット上で開催する展示会のことです。オフラインの展示会と比べて、会場を手配したり、製品を運び込んだりする手間やコストが省けます。また、場所を問わず、幅広い見込み客や顧客に製品を見てもらいやすいのが特徴です。

混雑やアクセスを気にせず、何度でも製品をチェックできるオンライン展示会は、製造業と相性がよいと言えるでしょう。

ただしオンライン展示会には、呼び込みや説明に工夫が必要、実際に商品を見たり触ったりすることはできない、といった注意点もあります。

この記事では、製造業でオンライン展示会がおすすめである理由や、メリット・注意点など、オンライン展示会の導入を検討するのに必須となる基礎的な知識を解説します。

【この記事の内容】

・製造業ではオンライン展示会がおすすめ
・製造業でオンライン展示会をするメリット・注意点
・製造業のオンライン展示会の具体例と開催時期
・製造業のオンライン展示会を成功させるポイント

また後半では、製造業におけるオンライン展示会の具体例とその開催時期や、オンライン展示会を成功させるために押さえるべきポイントなど、より実践的な内容もご紹介しています。

今回ご紹介する内容を把握しておけば、製造業におけるオンライン展示会について、基本的なことを理解した上で、導入すべきかどうかを正しく判断できるようになるでしょう。

この機会に、オンライン展示会がどのようなものか、特徴などを把握して積極的に取り入れ、マーケティングをさらに効果的なものにしていきましょう。

1. 製造業にはオンライン展示会参加がおすすめ!

製造業のマーケティングでは、製品の実物を見せたり機能や特長を説明したりできる展示会が欠かせません。

近年では、展示会のスタイルの1つとして、実際に会場に人を集めるのではなく、インターネット上で展示するオンライン展示会が普及してきています。このオンライン展示会も、製造業との相性がよいマーケティング手法です。

ここでは、そもそもオンライン展示会とはどういうものなのか、なぜ製造業と相性がよいのか、といった基本ポイントを解説します。

【製造業のオンライン展示会について押さえるべき基礎知識】

・オンライン展示会とは
・製造業とオンライン展示会の相性がよい理由
・バーチャルやオフラインの展示会との違い

それでは、順番に見ていきましょう。

1-1. オンライン展示会とは

冒頭でもお伝えしたとおり、オンライン展示会とは、インターネット上で開催する展示会のことです。インターネット上では、製品を効果的にアピールするのは難しいのではないかと思われがちですが、オンライン展示会ならではの売り込み方で、購買意欲を高めることができます

オンライン展示会だからこそできることの例は、以下のとおりです。

オンライン展示会でできることの例

AR

Augmented Reality(拡張現実)の略称
・現実の画像や映像といった情報に、バーチャルのデータを重ねることができる
・例えば、実際の作業場の写真に製品のデータを重ねて、設置イメージを見ることができる など

VR

Virtual Reality(仮想現実)の略称
・バーチャルの世界に入り込んで、現実さながらにシミュレーションできる
・例えば、製品を稼働させた場合の工数や歩留まりがどの程度になるか、シミュレートすることが可能

360°画像

・インドアビューなどとも呼ばれる
・画像をスクロールさせることで、実物を見るときと同様に、あらゆる角度からの見た目を確認できる

資料の配布

・画像や製品紹介動画など、デジタルデータならではの資料が配布できる

オンライン商談

・オンライン展示会の来場者に対し、シームレスにオンライン商談を実施することができる

セミナー

・セミナーや講演会の動画を配信することで、時間や場所に縛られず、詳しい情報や活用事例などを発信できる

このように、オンライン展示会には、独自の価値・アピール方法があります。

1-2. 製造業とオンライン展示会の相性がよい理由

製造業とオンライン展示会の相性がよいと言える主な理由は、以下の2つです。

【製造業とオンライン展示会の相性がよい理由】

・混雑やアクセスを気にせず、何度でも製品をチェックできるから
・オンラインならではの手法で、製品や技術のよさや特徴を余すところなく伝えられる

インターネット経由でいつでも参加できるオンライン展示会は、来場者が、混雑やアクセスを気にせず何度でも製品をチェックすることができます。見込み客側は、自分のペースでじっくりと製品をチェックできるので、製品や技術のよさを正確に理解しやすく、購買行動に移りやすくなるでしょう。

また、オンラインならではの手法で、製品や技術のよさを余すところなく伝えられるのも、オンラインの強みです。例えば、ARVRで、製品を職場に設置した状態や実際の歩留まりなどの導入イメージが具体的につかめれば、より現実的に検討しやすくなるでしょう。

実際に、株式会社マーケライズの行ったアンケート調査によると、製造業界の企業の45%がオンライン展示会に出展しています。そのうち、今後もオンライン展示会に出展する意向があると回答した企業が65.2%もありました。

このことからも、製造業におけるオンライン展示会との相性のよさがうかがえます。

2. 【オフラインと比較!】製造業でオンライン展示会をするメリット・注意点

オンライン展示会は、オフラインと比べると、以下のような点で違いがあります。

オンライン展示会とオフライン展示会の違い

 

オンライン展示会

オフライン展示会

展示

オンライン展示会のサイト上に、製品に関する資料や映像・画像などをアップロード

展示会場のブースを確保し、その都度、製品を搬入する

集客

メールやSNSなどで、オンライン展示会のサイトURLに誘導

メールや広告などで、展示会場に誘導

商談

オンライン商談システムやWeb会議システム、チャットなどで実施

会場で対面で実施

上記の違いを踏まえると、製造業においてオンライン展示会を行うことには、オフラインの展示会と比べて、以下のようなメリット・注意点があります。

製造業でオンライン展示会をするメリット・注意点

メリット

・コストを抑えて出展できる
・業務効率が上がる
・来場者データを集めやすい
・商談率のアップが見込める

注意点

・呼び込みなどに工夫が必要
・実際に商品を見たり触ったりすることはできない

オンライン展示会を導入するかどうか決めかねている場合は、オフライン展示会と比べたメリットと注意点の両方を把握した上で、検討を進めるようにしましょう。

2-1. 製造業でオンライン展示会をするメリット

オフラインの展示会と比較したオンライン展示会の代表的なメリットは、以下のとおりです。

【製造業でオンライン展示会をする主なメリット】

コストを抑えて出展できる
業務効率が上がる
来場者データを集めやすい
商談率のアップが見込める

以下で、各メリットについて詳しく見ていきましょう。

2-1-1. 【メリット】コストを抑えて出展できる

オンライン展示会の場合、オフライン展示会と比べて、出展費・人件費・出張費などのコストを抑えることができます。

オンライン展示会で抑えられるコスト例

出展費

・実際の会場を借りるわけではないので、オフライン展示会で必要となるような出展会場やブースの確保にかかるコストを抑えられる
・オフライン展示会と比べ、最大で50%程度削減することが可能

人件費

・展示会開催前後の準備や開催中の対応にかかる手間が省けるため、人件費を抑えることが可能
【展示会開催前後の準備の例】
機材や製品などの搬入・搬出、セッティング など
【開催中の対応の例】
オフラインでは、会期中は会場にスタッフが常駐する必要があるが、オンライン展示会であれば、通常業務をしながら対応できる

出張費

・展示会会場へ従業員が出張する必要がなくなる

上記のとおり、さまざまなコストや手間を抑えられるので、これまで負担が大きくて展示会を見送っていたケースでもオンライン展示会であれば出展しやすいでしょう。

実際に、求人支援サービス「engage」が実施したアンケート結果でも、「移動・出張等のコスト削減ができる」と回答した企業が68に上りました。

2-1-2. 【メリット】業務効率が上がる

オンライン展示会であれば、1回開催すれば2回目以降は業務効率が上がることも、メリットと言えるでしょう。

展示会用のデータや作成した資料などは、使い回しができるからです。また、いったん立ち上げたブースなどは次回以降も残っているので、事前準備が簡単になります。

オフライン展示会のように開催の度に会場を設営し、終了後は撤収する必要がないので、効率的です。
先ほどご紹介した求人支援サービス「engage」が実施したアンケート結果でも、25%の企業が営業担当の業務効率化につながると回答しています。

2-1-3. 【メリット】来場者データを集めやすい

オンライン展示会あれば、来場者に関するデータを集めやすいのも、メリットと言えます。

サイトにアクセスして参加するオンライン展示会であれば、性別や年齢などの基本的な属性以外にも、滞在時間やアクセス回数などのデータを得られるからです。

原則として、アンケート結果でしか来場者のデータを集められないオフライン展示会と比べ、データを集めやすく分析も簡単なオンライン展示会であれば、展示会のやり方の改善などが容易になるでしょう。

2-1-4. 【メリット】商談率のアップが見込める

オンライン展示会は、オフライン展示会と比べ、商談率の向上が見込めます。

オフライン展示会と比べオンライン展示会では、展示している製品について情報収集し、前向きに検討したいと考えている熱心な訪問者が、多い傾向にあるからです。

また、オンライン展示会では、シームレスにオンライン商談に移ることができます。気になる点をチャットで質問して、そのままオンライン商談に発展するなど、商談への導線がスムーズであることも商談率アップにつながるでしょう。

2-2. 製造業でオンライン展示会をするときの注意点

多くのメリットがある一方で、オンライン展示会には、以下のとおり注意すべき点もあります。

【製造業でオンライン展示会をする際の注意点】

呼び込みなどに工夫が必要
実際に商品を見たり触ったりすることはできない

もう少し詳しく説明していきます。

2-2-1. 【注意点】呼び込みなどに工夫が必要

オンライン展示会で注意すべきことの1つ目が、呼び込みや説明に工夫が必要であるという点です。

オフライン展示会であれば、会場にいるスタッフが、来場者に声をかけたり目を引く演出をしたりして、ブースに呼び込むことができます。しかし、オンライン展示会では、そういった声かけなどの能動的な働きかけは難しいからです。

そのため、目を引く魅力的なページ作りや、わかりやすい説明文の掲載など、来場者がブースにひきつけられるよう工夫する必要があります。

2-2-2. 【注意点】実際に商品を見たり触ったりすることはできない

オンライン展示会の注意点の2つ目は、当然のことながら、実際に商品を見たり触ったりすることはできないということが挙げられます。

オフライン展示会では、実物を見たり触ったりできることで、具体的なイメージがわき購買意欲が高まる傾向にあります。そのためオンライン展示会でも、実物は見せられないなりにも、臨場感を感じられる仕組みづくりが必要です。

そこで重要になるのが、ARVR360°画像といった、デジタル特有の見せ方です。これらの技術を使えば、実際の画像や映像に説明やアレンジを加えられるので、使い方によっては、実物を見せるよりわかりやすくアピールすることもできるでしょう。

他社と差が付くオンライン展示会なら「WONDERLINE」

 

「オンライン展示会は初めてなので、不安がある」
「他社と差がつく、商談につながるオンライン展示会にしたい」
そのような場合は、新日本印刷の「WONDERLINE」まで、お気軽にご相談ください

新日本印刷の「WONDERLINE」は、使いやすさと充実したサポートが魅力の、オンライン展示会プラットフォームです。以下の3つの強みで、商談につながるリード獲得を、低コストで徹底サポートします。

【新日本印刷の「WONDERLINE3つの強み】

1. 実りあるオンライン展示会を実現する豊富な機能
2. 充実のサポート体制で、初心者でも安心
3. 出展用コンテンツの作成依頼も可能

WONDERLINE」には、オンライン名刺交換やオンライン商談・来場者分析のような基本的な機能から360°VRウォークスルーまで、多彩な機能を搭載しており、御社の製品を効果的にアピールし、商談につなげます。

また、ツールの利用法・コンテンツ作成・集客などのサポートやお問い合わせ対応など、充実のサポート体制があるので、初心者でも簡単にオンライン展示会に挑戦可能です。

さらに、有償で出展用コンテンツの作成依頼も承っていますので、「すべてお任せで進めたい」という場合も安心です。

オンライン展示会に少しでも関心がおありでしたら、まずは、お気軽にお問い合わせください。

3. 製造業のオンライン展示会の具体例と開催時期

製造業のオンライン展示会について基本的なことがわかったところで、実際にはどのようなオンライン展示会が行われているのか、気になっている方も多いでしょう。

ここでは、代表的な製造業のオンライン展示会の一例と、その開催時期をご紹介します。

製造業のオンライン展示会の具体例と開催時期

IT media Virtual EXPO 2023

【開催時期】2023214日(火)~317日(金)
・今回が開催26回目の、製造業界で最大級のオンライン展示会
・各業界向け専門展に加え、「サステナブル」など製造業に関わりの深いトピックを掘り下げた展示も実施

JASIS Web Expo 2022-2023

【開催時期】202276日(水)10時〜2023315日(水)17
・一般社団法人日本分析機器工業会及び一般社団法人日本科学機器協会が主催する最先端科学・分析システム&ソリューションのオンライン展示会
・新技術説明会やバーチャル展示会、新企画のトピックスセミナーなどがある

第3 ネプコン ジャパン【オンライン】

【開催時期】2023年開催予定(2022年は1130日(水)~122日(金)に開催)
RX Japan株式会社が主催する電子部品・材料、製造・検査装置、微細加工技術などに関するオンライン展示会
・自動車の先端技術展とファクトリーイノベーションウィークも同時開催される

第3 オートモーティブ ワールド【オンライン】

【開催時期】2023年開催予定(2022年は1130日(水)~122日(金)に開催)
・ネプコン ジャパン【オンライン】と同時開催される自動車の先端技術に関するオンライン展示会
・車載ソフトウェアやEVFCV、自動運転技術、MaaSコネクテッドカーなど、さまざまな最新技術をチェックできる

設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会

【開催時期】2022年は1121日(月)~25日(金)に開催
・リアルの展示会場を見て回るように、バーチャル3D空間を自由に移動して展示を見られるオンライン展示会
CAD/CAM/CAEや工作機械、3Dプリンターやクラウド・ブロックチェーン、5Gなど多彩なジャンルを網羅

3-1. IT media Virtual EXPO 2023

IT media Virtual EXPO 2023は、製造業及び建設業の総合大型オンライン展示会です。合計8つの専門展に加えて、「サステナブル」「セキュリティ」「製造×品質」の3つの横断特集もあります。

展示会では、展示のほかに特別講演や基調講演、セミナーのライブ配信・ライブセッションなど多数のイベントが行われており、充実した情報収集が可能です。

来場特典や、ブースのチェック・資料請求をすることでポイントが貯まりプレゼント応募ができるポイントラリーなども開催されており、回遊性を高める仕組みづくりも面白いポイントです。

開催時期

2023年214日(火)~317日(金)

概要

・今回が開催26回目の、製造業界で最大級のオンライン展示会
・各業界向け専門展に加え、「サステナブル」など製造業に関わりの深いトピックを掘り下げた展示も実施

公式ホームページ

IT media Virtual EXPO 2023

3-2. JASIS Web Expo 2022-2023

JASIS Web Expo 2022-2023は、最先端科学・分析システム&ソリューションのオンライン展示会です。JASIS自体は、オフライン展示会を幕張メッセで実施していますが、オンライン展示会では、内容などが異なっています。

新技術説明会やバーチャル展示会、新企画のトピックスセミナーなど多彩なメニューがあり、いずれもエントランスページから簡単にアクセスが可能です。

出展社ブースには、名刺交換機能やオンライン商談機能も搭載されていますので、スムーズに情報収集や商談などを行うことができます。

開催時期

2022年76日(水)10時〜2023315日(水)17

概要

・一般社団法人日本分析機器工業会及び一般社団法人日本科学機器協会が主催する最先端科学・分析システム&ソリューションのオンライン展示会
・新技術説明会やバーチャル展示会、新企画のトピックスセミナーなどがある

公式ホームページ

WebExpo|JASIS 2023

3-3. 第3回 ネプコン ジャパン【オンライン】

3回 ネプコン ジャパン【オンライン】は、電子部品・材料、製造・検査装置、微細加工技術などに関するオンライン展示会です。ネプコン ジャパンは年4回開催されており、うち3回がオフラインでの実施となっています。なお、1月と9月に東京展が、10月に名古屋展が開催されます。

エレクトロニクス分野の最新製品を150チェックできるほか、チャットやデジタル名刺交換、Web会議も可能です。最新のトレンドがわかるセミナーも、複数回開催されるので、有益な情報が得られるでしょう。

開催時期

2023年開催予定(2022年は1130日(水)~122日(金)に開催)

概要

RX Japan株式会社が主催する電子部品・材料、製造・検査装置、微細加工技術などに関するオンライン展示会
・自動車の先端技術展とファクトリーイノベーションウィークも同時開催される

公式ホームページ

ネプコン ジャパン【オンライン】

3-4. 第3回 オートモーティブ ワールド【オンライン】

3回 オートモーティブ ワールド【オンライン】は、RX Japan株式会社が主催するネプコン ジャパン【オンライン】と同時開催される、自動車の先端技術に関するオンライン展示会です。

電動化や電子化、自動運転など、今知っておきたい最新技術をまとめて比較しチェックすることができます。出展社のコーナーには、自動おすすめ機能も搭載されているので、掘り出し物の新製品や新技術に出会えることでしょう。

開催時期

2023年開催予定(2022年は1130日(水)~122日(金)に開催)

概要

・ネプコン ジャパン【オンライン】と同時開催される、自動車の先端技術に関するオンライン展示会
・車載ソフトウェアやEVFCV、自動運転技術、MaaSコネクテッドカーなど、さまざまな最新技術をチェックできる

公式ホームページ

オートモーティブ ワールド【オンライン】 (automotiveworld.jp)

3-5. 設計製造・AIIoTDX バーチャルオンライン展示会

設計製造・AIIoTDX バーチャルオンライン展示会は、株式会社VOSTが主催するバーチャルオンラインで再現されたオンライン展示会場を、自由に移動して見て回れるオンライン展示会です。

展示ブースにいるスタッフに近づいて質問したり、置いてある資料を閲覧したりと、展示会場に赴いたような臨場感を楽しむことができます。

複数の特別講演も行われるので、さまざまな技術の今後の展開について情報収集できるでしょう。

開催時期

2022年は1121日(月)~25日(金)に開催

概要

・リアルの展示会場を見て回るように、バーチャル3D空間を自由に移動して展示を見られるオンライン展示会
CAD/CAM/CAEや工作機械、3Dプリンターやクラウド・ブロックチェーン、5Gなど多彩なジャンルを網羅

公式ホームページ

設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会 (jpn-expo.com)

4. 製造業のオンライン展示会を成功させるポイント2

製造業のオンライン展示会を成功させるには、押さえるべきポイントが2つあります。

製造業のオンライン展示会を成功させるポイント2つ

1. オンライン商談の準備を整えておく
2. 製品や技術面に詳しい担当者が対応できるようにしておく

それぞれ、どのようなところがポイントとなるのかを説明しますので、参考にしてみてください。

4-1. オンライン商談の準備を整えておく

オンライン展示会における商談は、チャットやWeb会議システム・オンライン商談ツールなどを使って行うので、オンライン商談の準備を整えておく必要があります。

オンライン商談では、ディスプレイを通してのやり取りになるので、対面で話すより情報やニュアンスが正しく伝わりにくくなりがちだからです。

準備することの具体例としては、以下のような項目が挙げられます。

【オンライン商談に向けて準備しておきたいことの具体例】

・フォントが大きい、画像が豊富など、ディスプレイ越しでも見やすい資料を作成する
・オンライン商談のためのシナリオを準備しておく
・機材や導入したツールの取り扱いについて確認し、試しに使ってみる など

4-2. 製品や技術面に詳しい担当者が対応できるようにしておく

オンライン展示会の開催期間中は、製品や技術面に詳しい担当者が対応できるようにしておきましょう。

製造業のオンライン展示会には、製品・技術の詳細など専門的な内容を踏み込んで知りたい来場者も訪問する可能性があるからです。そのようなときに、マーケティング担当しか対応できない体制では、来場者の満足のいく回答ができず、商談に至るチャンスを逃しかねません。

オンライン展示会は、通常業務と並行して対応することが可能ですので、必ず技術担当者も対応できるようスケジュール調整しておきましょう。

5. まとめ

製造業は、オンライン展示会を積極的に活用すべき業界の1つと言えます。その理由は、以下のとおりです。

【製造業とオンライン展示会の相性がよい理由】

・混雑やアクセスを気にせず、何度でも製品をチェックできるから
・オンラインならではの手法で、製品や技術のよさや特徴を、余すところなく伝えられる

インターネット上では、製品を効果的にアピールするのは難しいのではないかと思われがちですが、オンライン展示会ならではの売り込み方で、購買意欲を高めることができます

オンライン展示会でできることの例

AR

Augmented Reality(拡張現実)の略称
・現実の画像や映像といった情報に、バーチャルのデータを重ねることができる
・例えば、実際の作業場の写真に製品のデータを重ねて、設置イメージを見ることができる など

VR

Virtual Reality(仮想現実)の略称
・バーチャルの世界に入り込んで、現実さながらにシミュレーションできる
・例えば、製品を稼働させた場合の工数や歩留まりがどの程度になるか、シミュレートすることが可能

360°画像

・インドアビューなどとも呼ばれる
・画像をスクロールさせることで、実物を見るときと同様に、あらゆる角度からの見た目を確認できる

資料の配布

・画像や製品紹介動画など、デジタルデータならではの資料が配布できる

オンライン商談

・オンライン展示会の来場者に対し、シームレスにオンライン商談を実施することができる

セミナー

・セミナーや講演会の動画を配信することで、時間や場所に縛られず、詳しい情報や活用事例などを発信できる

製造業でオンライン展示会をする際のメリット・注意点として、以下のようなものがあります。

製造業でオンライン展示会をするメリット・注意点

メリット

・コストを抑えて出展できる
・業務効率が上がる
・来場者データを集めやすい
・商談率のアップが見込める

注意点

・呼び込みなどに工夫が必要
・実際に商品を見たり触ったりすることはできない

上記を踏まえて、「オンライン展示会を選ぶのか」「通常の展示会にするのか」などを検討すると、正しく判断ができるでしょう。

また、製造業のオンライン展示会を成功させるには、押さえるべきポイントがあります。

製造業のオンライン展示会を成功させるポイント2つ

1. オンライン商談の準備を整えておく
2. 製品や技術面に詳しい担当者が対応できるようにしておく

オンライン展示会を取り入れることで、コストを抑えて商談のチャンスを増やすことが可能です。ぜひ、この機会に、オンライン展示会を活用した効果的なマーケティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

コメント

WONDERLINEは、商品展示・名刺交換・商談・来場者分析がひとつにつながったオールインワンの展示会プラットフォームです。
専任担当が手厚くサポート致しますので、初めてのオンライン展示会でも安心してご利用できます。
初めての開催でも安心!WONDERLINEは商品展示や商談機能が
ひとまとめになった、オンライン展示会プラットフォームです