展示会は、専門性の高い医療に関する製品や技術を効果的にマーケティングする上で、欠かせない手法の1つです。中でも、実際の会場に集客するのではなくインターネット上で開催するオンライン展示会は、コストを抑えて幅広い見込み客にアプローチできるので、医療関係業界に適しています。
インターネット上で開催し、どこからでも来場可能なオンライン展示会であれば、海外も含めて場所を問わず広範囲に、医療機器や最新技術のアピールをすることが可能です。また、データの収集や分析が簡単で今後の開発やマーケティングに生かしやすいことも、医療関係の業界に向いていると言えるでしょう。
ただし、オンライン展示会には、実物を触ることができないなどの弱みもあります。メリットやデメリットとその対応策などを正しく把握した上で、導入するかどうか検討することが大切です。
この記事では、オフラインと比べたオンライン展示会の特徴や、医療関係の業界におけるオンライン展示会の適性、医療関係の業界でオンライン展示会をするメリット・デメリットなどの基礎知識を解説します。
【この記事の内容】
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後半では、医療関係業界でオンライン展示会を成功させるポイントのような実践的な内容もご紹介していますので、具体的に検討したい場合にも参考にしていただけるでしょう。
今回ご紹介する内容を把握しておくことで、医療関係業界におけるオンライン展示会について、基本的なことを理解し、自社に向いているかどうか正しく判断できるようになります。
販路を開拓しにくい医療関係の業界で、効果的にマーケティングを行いたいとお考えなら、ぜひこの機会に、オンライン展示会についてポイントを把握し導入を検討してみてください。
目次
1. 医療関係業界にオンライン展示会は最適!
冒頭でもお伝えしたとおり、医療関係業界における戦略的なマーケティングに、オンライン展示会は最適な手法と言えます。
海外からの輸入によるシェアがまだまだ大きい医療関係の業界において、新たなシェアを獲得したり、海外の顧客へセールスしたりする上で、地域や国を超えてアピール可能なオンライン展示会が有効だからです。販路の拡大を目指すなら、ぜひ、検討すべき手法でしょう。
そこで、ここでは、このようなオンライン展示会への参入を検討する上で必須となる基礎知識をご紹介します。
【オンライン展示会を検討するなら必須の基礎知識】
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それでは、順番に確認していきましょう。
1-1. オンライン展示会とは?オフラインと比べた特徴
オンライン展示会とは、インターネット上で実施する展示会のことです。オフライン(通常の展示会)と比べ、オンライン展示会では、実際に会場を手配し機材を運び込む必要などがありません。
オンライン展示会とオフライン展示会の違い | ||
オンライン展示会 | オフライン展示会 | |
展示 | オンライン展示会のサイト上に、製品に関する資料や映像・画像などをアップロード | 展示会場のブースを確保し、その都度、製品を搬入する |
集客 | メールやSNSなどで、オンライン展示会のサイトURLに誘導 | メールや広告などで、展示会場に誘導 |
商談 | オンライン商談システムやWeb会議システム、チャットなどで実施 | 会場で対面で実施 |
上記のような違いがあることから、オフラインと比べるとオンライン展示会には、コストを抑えられる・商談率がアップする・業務効率が上がるなどの特徴があります。
オフラインと比べたオンライン展示会の特徴 | ||
コストを抑えられる | ・オフライン展示会と比べて、出展費・人件費・出張費などのコストを抑えることが可能 【出展費】出展会場やブースの確保にかかるコストを抑えられる 【人件費】展示会開催前後の準備や開催中の対応にかかる手間が省ける 【出張費】展示会会場へ従業員が出張する必要がなくなる 展示会場のブースを確保し、その都度、製品を搬入する | |
商談率がアップする | ・オフライン展示会と比べオンライン展示会では、展示している製品について情報収集し、前向きに検討したいと考えている熱心な訪問者が多い傾向にあるから | |
業務効率が上がる | ・展示会用のデータや作成した資料などは使い回しができるので、1回開催すれば、2回目以降は業務効率が上がる |
以上のとおり、オンライン展示会には、オフライン展示会にはない多くの強みがあるのです。
1-2. オンライン展示会が医療関係業界に適している理由
オンライン展示会が医療関係業界に適している理由は、主に次の2つです。
【オンライン展示会が医療関係業界に適している理由】
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インターネット経由でどこからでも参加できるオンライン展示会は、海外も含めて幅広い地域の医療関係者に製品や技術のアピールができます。専門性の高い製品は、特に幅広い地域の見込み客にセールスできるほうが成果も上がりやすいので、オンライン展示会は最適な手法と言えるでしょう。
また、オンライン展示会は、来場者のデータをサイトで収集できます。そのため、データを簡単に分析し今後の開発やマーケティングに生かしやすいので、市場ニーズに合わせた開発が求められる医療関係の業界に向いているのです。
1-3. 医療関係の業界にはハイブリッド展示会もおすすめ
オンライン展示会とオフライン展示会を並行して行う、ハイブリッド展示会という形態もあります。
オンライン展示会は、医療関係業界を相性がよくメリットの多い手法ですが、後述するとおり弱点もあります。そこで、オンライン展示会とオフライン展示会を並行して行うことで、両者の弱点を補い合えるのです。
例えば、2022年12月13日・14日に開催された「医療×モノづくり技術の展示商談会 メディカルメッセ」は、ハイブリッド商談会のスタイルで開催されました。
実際の会場で、対面のコミュニケーションを取ることも、オンラインで名刺交換・商談をすることも可能で、幅広い来場者がニーズに合わせて参加できる展示会が実現できました。
参考:メディカルメッセ【公式サイト】 (medicalmesse.com)
ただし、オンライン展示会とオフライン展示会の両方を行うことになるため、コストや手間も、2種類分必要になります。
展示会自体初めてという場合や、コストや手間を抑えたいという場合は、最初はオンライン展示会のみ参入するほうがよいでしょう。
2. 医療関係業界のオンライン展示会の具体例と開催スケジュール
医療関係業界のオンライン展示会について基本的なことがわかったところで、実際にはどのようなオンライン展示会が行われているのか、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、医療関係でオンライン開催もしている展示会の一例と、その開催時期をご紹介します。
医療関係のオンライン展示会の具体例と開催時期 | ||
東京ケアウィーク’23 | 【開催時期】2023年3月22日(水)~24日(金) ・医療や介護に関する商談専門の展示会 ・ケアシティ、ケアテックス、ヘルスケアジャパン、ケアテクノロジー東京の4つの専門展で構成されている | |
healthTECH JAPAN 2023 | 【開催時期】2023年10月11日(水) ~ 13日(金) ・製薬や医療機器、ITなどに関する展示会 ・ヘルスケアとデジタル技術、データの融合がコンセプト | |
再生医療 JAPAN 2023 | 【開催時期】2023年10月11日 (水)~ 13日(金) ・iPS細胞など再生医療に関する研究や、産業化に関する展示会 ・「BioJapan」「healthTECH JAPAN」も同時開催する | |
ファーマIT&デジタルヘルスエキスポ 2023 | 【開催時期】2023年4月19日(水) ~21日(金) ・医薬品開発とITの融合をテーマとした展示会 ・「研究・開発」「セールス・マーケティング」「デジタルヘルス」の3つのテーマで、展示やセミナーなどが実施される | |
IMHS 2023 – 国際モダンホスピタルショウ | 【開催時期】2023年7月12日(水) ~ 14日(金) ・医療や介護、福祉などに関連する製品やサービスの国内最大規模の展示会 ・今年で50回目の開催と歴史があり、認知度が高い |
なお展示会を自力で探したい場合は、以下のとおり、JETRO(日本貿易振興機構)の公式ホームページや、各種情報サイトで検索する方法があります。
【展示会の検索方法の例】
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2-1. 東京ケアウィーク’23
東京ケアウィーク’23は、医療や介護に関する商談を専門とした展示会です。商談専門なので、一般の方や学生の入場はできません。商談対応のみに集中したい場合におすすめの展示会です。
展示会では、在宅医療に関する総合展示「ケアシティ」や介護用品・介護施設産業の展示「ケアテックス」、介護予防の総合展「ヘルスケアジャパン」など、4つの専門展が開催されます。
基本的には、東京ビッグサイトでオフライン展示会が行われ、個別にオンライン出展相談をすることで、オンライン展示会への参加が可能です。
開催時期 | 2023年3月22日(水)~24日(金) |
概要 | ・医療や介護に関する商談専門の展示会 ・ケアシティ、ケアテックス、ヘルスケアジャパン、ケアテクノロジー東京の4つの専門展で構成されている |
公式ホームページ | 東京ケアウィーク |
2-2. healthTECH JAPAN 2023
healthTECH JAPAN 2023は、ヘルスケアとデジタル技術、データの融合がコンセプトの未病・健康・診断・新薬開発に関する総合的な展示会です。オフラインとオンライン展示会を同時開催しています。
出展対象は、デジタルバイオ・デジタルメディスン・DTx・デジタルヘルスケアです。また、来場対象者は、製薬や機器開発といった各種メーカーから研究機関・スタートアップ・金融機関などまで、多岐にわたります。
これらの出展者と来場者の間でビジネスマッチングシステムが使えるので、商談に至りやすく成果を上げやすいのが特徴です。
開催時期 | 2023年10月11日 (水)~ 13日(金) |
概要 | ・製薬や医療機器、ITなどに関する展示会 ・ヘルスケアとデジタル技術、データの融合がコンセプト |
公式ホームページ | healthTECH JAPAN |
2-3. 再生医療 JAPAN 2023
再生医療 JAPAN 2023は、iPS細胞など再生医療に関する研究や、産業化に関する展示会です。オフラインとオンライン展示会を同時開催しています。
出展対象は、再生医療や細胞生成・培養技術・製品、培地・試薬、解析のシステムやツールなどの分野です。また、来場者は、製薬企業・創薬支援・バイオ関連団体・外国公館・大学・研究機関など、多岐にわたります。
展示会では、展示ブースやセミナーの他に、出展者と来場者の最適なマッチングを行うパートナリングなども行われているのが特徴です。
開催時期 | 2023年10月11日(水) ~ 13日(金) |
概要 | ・iPS細胞など再生医療に関する研究や、産業化に関する展示会 ・「BioJapan」「healthTECH JAPAN」も同時開催する |
公式ホームページ | 再生医療JAPAN |
2-4. ファーマIT&デジタルヘルスエキスポ 2023
ファーマIT&デジタルヘルスエキスポ 2023は、医薬品開発とITの融合をテーマとした展示会です。オフラインとオンライン展示会を同時開催しています。
多くの製薬会社が参加する「国際医薬品開発展」と同時開催されている展示会で、「研究・開発」「セールス・マーケティング」「デジタルヘルス」の3つのテーマで、展示やセミナーなどを行っているのが特徴です。
ベンチャー・スタートアッププログラムといったプログラムも準備されており、最先端の技術の最適な活用方法が探れる内容になっています。
開催時期 | 2023年4月19日(水) ~ 21日(金) |
概要 | ・医薬品開発とITの融合をテーマとした展示会 ・「研究・開発」「セールス・マーケティング」「デジタルヘルス」の3つのテーマで、展示やセミナーなどが実施される |
公式ホームページ | ファーマIT&デジタルヘルス エキスポ |
2-5. IMHS 2023 – 国際モダンホスピタルショウ
IMHS 2023 – 国際モダンホスピタルショウは、医療や介護、福祉などに関連する製品やサービスの国内最大規模の展示会です。オフラインとオンライン展示会を同時開催しています。
一般社団法人日本病院会が関わっているので、病院関係者からの認知度が高いことが特徴です。また、2022年の出展者アンケートで、「新規顧客が多かった」と回答した割合が、半数を占めています。さらに、「目的とする職種・業種が多かった」との回答も、41%にも上りました。
病院関係者などに対し新規開拓をしたいなら、おすすめの展示会と言えるでしょう。
開催時期 | 2023年7月12日(水) ~ 14日(金) |
概要 | ・医療や介護、福祉などに関連する製品やサービスの国内最大規模の展示会 ・今年で50回目の開催と歴史があり、認知度が高い |
公式ホームページ | 国際モダンホスピタルショウ2023 (noma-hs.com) |
3. 医療関係業界でオンライン展示会をするメリット・注意点
医療関係の業界でオンライン展示会をすることには、以下のとおり、多くのメリットがある一方で注意すべき点もあります。
医療関係の業界でオンライン展示会をするメリット・注意点 | ||
メリット | ・時間帯を問わずに参加できるので、多忙な医療関係者にも見てもらいやすい ・オンラインならではのARなどの技術で、じっくりと機器のよさを確認してもらえる ・交通機関や天候に左右されず、遠隔地の見込み客にもアピールできる | |
注意点 | ・実物を触ることはできない ・呼び込みには工夫が必要 |
メリット・注意点それぞれについて、もう少し詳しく説明しますので、確認してみてください。
3-1. 医療業界でオンライン展示会をするメリット
医療業界でオンライン展示会をすることには、次のようなメリットがあります。
【医療業界でオンライン展示会をする主なメリット】
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インターネット経由でいつでも参加可能なオンライン展示会は、時間帯を問わずに参加できます。そのため、多忙で日中に来場する時間を取りづらい病院関係者などの医療関係者にも、見てもらいやすくなるのがメリットです。オフライン展示会ではリーチするのが難しかった見込み客にも、出会えるチャンスが増えるでしょう。
株式会社ピーオーピーが実施したオンライン展示会に関するアンケート調査でも、来場者が好きな時間帯に参加できることをオンライン展示会のメリットとして挙げた回答がもっとも多く、26.6%にも上りました。
また、オンラインならではのAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの技術で、じっくりと製品やサービスのよさを確認してもらえるのも、オンライン展示会の強みです。オフライン展示会では混雑や時間の制約でじっくりと確認できなかった細部も、オンライン展示会であれば把握してもらえるので、成約につながりやすくなるでしょう。
さらに、オンライン展示会では、交通機関や天候に左右されず、遠隔地の見込み客にもアピールできます。せっかく費用を払って出展したのに、天候不順などで思ったような成果が得られらなくなるといったリスクを回避できるのも、嬉しいポイントです。
先ほどご紹介したオンライン展示会に関するアンケート調査でも、23.7%が遠方の来場者が参加できることを利点として挙げました。
3-2. 医療業界でオンライン展示会をする際の注意点
医療業界でオンライン展示会をする際には、以下のとおり、注意すべき点もあります。
【医療業界でオンライン展示会をする際の注意点】
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オフライン展示会では、実物を見たり触ったりできることで具体的なイメージがわき、購買意欲が高まる傾向にありますが、オンライン展示会では実物を触ることはできません。そこで、オンライン展示会でも、実物は見せられないなりにも、臨場感を感じられる仕組みづくりが必要です。
例えば、ARやVR・360°画像といった技術を使えば、実際の画像や映像に、説明やアレンジを加えられます。使い方によっては、実物を見せるより、わかりやすくアピールすることもできるでしょう。
また、オフライン展示会であれば、会場にいるスタッフが来場者に声をかけたり目を引く演出をしたりして、ブースに呼び込むことができます。しかし、オンライン展示会では、そういった声かけなどの能動的な働きかけは難しいでしょう。
そのため、目を引く魅力的なページ作りや、わかりやすい説明文の掲載など、来場者がブースにひきつけられるよう工夫する必要があります。
4. 医療関係業界でオンライン展示会を成功させるポイント2つ
医療関係の業界でオンライン展示会を成功させるためには、次の2つのポイントを押さえることが重要です。
医療関係の業界でオンライン展示会を成功させるポイント2つ
- オンライン展示会ならではの機能を活用する
- オンライン展示会と連携させてマーケティングを行う
上記のポイントについて、なぜ重要なのかを説明していきますので、確認してみましょう。
4-1. オンライン展示会ならではの機能を活用する
オンライン展示会を成功させるには、オンライン展示会ならではの機能を、積極的に活用する必要があります。以下のような、オンライン展示会で使える機能で製品やサービスの特徴をアピールすることで、「実物を触ることができない」というオンライン展示会の弱みをカバーできるからです。
オンライン展示会ならではの機能の例 | ||
AR | ・Augmented Reality(拡張現実)の略称 ・現実の画像や映像といった情報に、バーチャルのデータを重ねることができる ・例えば、実際の作業場の写真に製品のデータを重ねて、設置イメージを見ることができる など | |
VR | ・Virtual Reality(仮想現実)の略称 ・バーチャルの世界に入り込んで、現実さながらにシミュレーションできる ・例えば、製品を稼働させた場合の工数や歩留まりがどの程度になるか、シミュレートすることが可能 | |
360°画像 | ・インドアビューなどとも呼ばれる ・画像をスクロールさせることで、実物を見るときと同様に、あらゆる角度からの見た目を確認できる | |
セミナー | ・セミナーや講演会の動画を配信することで、時間や場所に縛られず、詳しい情報や活用事例などを発信できる |
オンライン展示会には、独自の価値・アピール方法があることを念頭に置いて、来場者に伝わりやすいコンテンツを作成することが大切です。
4-2. オンライン展示会と連携させてマーケティングを行う
自社のウェブサイトでアピールする、オフラインイベントを連動させるなど、オンライン展示会と連携させたマーケティングを行うことで、成果を上げやすくなります。
連動したマーケティングを展開することで、「声かけなどの能動的な働きかけが難しい」というオンライン展示会の弱みを補い、来場者増につなげることができるからです。
具体的には
【オンライン展示会のマーケティングの具体例】
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オンライン展示会の集客は、同じくオンラインの媒体で複数行うと効果が出やすくなるので、サイト・SNS・メールなど、複数の手法を組み合わせて宣伝活動を行いましょう。
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オンライン展示会に少しでも関心がおありでしたら、まずは、お気軽にお問い合わせください。
5. まとめ
医療関係の業界には、以下のような理由から、オンライン展示会が適しています。
【オンライン展示会が医療関係業界に適している理由】
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インターネット経由でどこからでも参加できるオンライン展示会は、海外も含めて幅広い地域の医療関係者に、製品や技術のアピールができます。専門性の高い製品は、特に幅広い地域の見込み客にセールスできるほうが成果も上がりやすいので、オンライン展示会は、最適な手法と言えるでしょう。
また、オンライン展示会は、来場者のデータをサイトで収集できます。そのため、データを簡単に分析し今後の開発やマーケティングに生かしやすいので、市場ニーズに合わせた開発が求められる医療関係の業界に向いているのです。
医療関係の業界でオンライン展示会をすることには、以下のようなメリット・注意点があります。
医療関係の業界でオンライン展示会をするメリット・注意点 | ||
メリット | ・時間帯を問わずに参加できるので、多忙な医療関係者にも見てもらいやすい ・オンラインならではのARなどの技術で、じっくりと機器のよさを確認してもらえる ・交通機関や天候に左右されず、遠隔地の見込み客にもアピールできる | |
注意点 | ・実物を触ることはできない ・呼び込みには工夫が必要 |
医療業界でオンライン展示会を成功させるさせるためには、次の2つのポイントを押さえることが重要です。
医療関係の業界でオンライン展示会を成功させるポイント2つ
- オンライン展示会ならではの機能を活用する
- オンライン展示会と連携させてマーケティングを行う
専門性が高く販路を開拓しにくい医療関係の業界で、オンライン展示会は、効果的にマーケティングを行う上で有効です。今回ご紹介した内容を参考に、オンライン展示会の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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