展示会では、より多くの来場者を自社ブースに集めるため、他社ブースと差別化できるような展示で来場者を引き付ける必要があります。
動画は注目を集める効果的なツールであるため、展示会出展にあたり、動画を制作する企業は少なくありません。
とはいえ、動画制作に関する経験がなく、展示会動画の制作をどのように進めたらよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。
展示会動画は、目的によって制作すべき種類が異なるため、目的があいまいだと訴求力の弱い動画になってしまいます。
そのため、展示会で活用する動画を制作する際は
- 動画によってなにを実現したいのか
- 動画を見た来場者にどのような行動をとってほしいのか
といった目的やイメージを明確にすることが重要です。
制作会社が公開している事例などを参考に、自社が作りたい展示会動画のイメージを明確化し、複数の制作会社に見積もりを依頼しましょう。
この記事では
「展示会動画の制作を依頼したいけれど、どのように進めたらよいのだろうか」
「依頼する制作会社の選び方や動画制作のポイントがあれば知りたい」
という方に向けて、展示会動画の種類や事例、制作会社の選び方、依頼のポイントなどを解説します。
この記事でわかること |
● 目的に適した展示会動画の種類を判断できる |
また、制作できる動画の費用別の内容や、おすすめの動画制作会社も紹介します。事例をチェックして気になる制作会社があれば、見積もり取得までをスムーズに進められるでしょう。
効果的な展示会動画を制作し、今後のマーケティングに役立てるために、ぜひ最後までお読みください。
目次
1. 展示会動画はプロモーション目的によって制作する種類が変わる
展示会用の動画制作を進める際は、まず「どのような目的で動画を作るのか」を明確にしておく必要があります。
動画プロモーションの目的によって、制作する動画の種類が異なるからです。
来場者に動画を見てどのような行動をとってほしいのか、動画でなにを実現したいのかなど、目的を明確にし、目的に合わせた動画を制作することが大切です。
展示会で活用する動画には、大きく分けて
- 会社紹介動画
- 商品・サービス紹介動画
- ティザー動画
の3つの種類があるため、まずは展示会で活用する動画の種類と目的についてそれぞれ解説します。
1-1. 【会社紹介動画】会社やブランドを紹介し認知度アップ
会社紹介動画は、主に自社やブランドの知名度向上を目的として活用します。
会社紹介動画は、手に取って自分で開く必要がある会社紹介パンフレットなどと異なり、来場者に歩きながら見てもらえます。多くの来場者が訪れる展示会会場で会社紹介動画を流すことで、効率よく自社の事業内容や独自の強みをアピールできるでしょう。
動画で会社の全体像や特徴を簡潔に説明できるため、無形サービスを主に扱っている会社や具体的な事例を紹介したい場合にも、イメージを伝えやすい特徴があります。
知名度を上げて新規顧客を獲得したい場合や、既存顧客のエンゲージメントを高めたい場合に、会社紹介動画を活用することがおすすめです。
1-2. 【商品・サービス紹介動画】理解を深めて販売促進を目指す
商品・サービス紹介動画は、商品やサービスの効率的な理解促進を目的に活用する動画です。
動画は、音や文字・動きを用いて伝えるため、展示パネルや口頭だけで説明するよりも、多くの情報が伝わります。動画で商品やサービスの概要を伝え、ニーズに合わせた補足説明や質問対応などを担当者が担うことで、来場者へのスムーズな対応が実現できます。
商品・サービス紹介動画は、商品の製造過程や使用方法、サービス導入によって解決できる課題をわかりやすく伝えられることはもちろん、
- 車や機械などの展示ブースに運べない大型商品
- 耐火性・耐水性といった会場で実演しにくい機能性
などをアピールする際にも有効です。
展示会で注目してほしい商品やサービスが明確な場合や、ブース内で直接見せられない情報を伝えたい場合におすすめの動画です。
1-3. 【ティザー動画】来場者の興味を引き付ける
ティザー動画は、来場者の興味を引き付けてブースに集める目的で活用します。
ティザー動画とは、意図的に公開する要素を絞り、見た相手の興味を掻き立てる動画のことです。
情報を小出しにして動画を見た来場者に想像させることで、期待感を煽ります。ブース前を通る来場者に対し、音や動きを用いたインパクトのある短い映像で興味を引き付ける動画です。
来場者に足を止めるきっかけを与えるために動画を使用するため、基本的に動画で詳しい説明は行いません。期待を煽るような言葉やイメージを伝え、必要な説明はブースに入ったあとで担当者が行います。
たとえば、未発表の商品や技術の一部分を見せて「近日公開」と伝える手法や、具体的な機能や性能には触れず、世界観を伝えて使用シーンをイメージさせる手法などがよく活用されています。
ティザー動画は、より多くの来場者をブースに集めたい場合に効果的な動画です。
2. 制作会社が作成した展示会動画の事例
展示会で活用する動画の種類や目的を理解したところで、実際に制作会社が作成した動画の事例を種類ごとに見ていきましょう。
どのような動画が作れるのかを理解できるため、自社が作りたい動画を明確化するために役立ててください。
自社が希望する動画の雰囲気に近いものや、満足できるクオリティの動画があれば、制作したい動画イメージとして依頼する制作会社と共有することもおすすめです。
2-1. 【会社紹介動画 事例1】日本工業検査株式会社(制作:Crevo株式会社)
高い技術力で非破壊検査の業界をけん引する、日本工業検査株式会社の会社紹介動画です。
視聴者が理解しやすい表現を用い、会社の高い技術力や真摯な姿勢が伝わる動画に仕上がっています。
この動画は、動画の途中で変化を出すことで訴求が明確になり、最後まで飽きずに見られるように工夫されていることがポイントです。
冒頭では、色味を抑えたキャッチコピーやアニメーションを用いて、専門性の高い会社全体の概要をわかりやすく表現しています。
一方、具体的な技術を紹介する部分からは、鮮やかな実写映像に切り替わります。動画に動きを出すことで、技術力や専門性の高さが見ている人により鮮明に伝わる構成です。
最後に働いている社員のメッセージを伝え、安心安全に向けた会社の姿勢をイメージできる流れになっています。
このように動画に動きを出して切り替えを意識することで、訴求ポイントが明確になり、最後まで目を離さずに来場者に興味を持ってもらえます。
自社独自の技術など、訴求したい点が明確な場合は、この事例動画のように変化を出して目立たせることが有効です。
2-2. 【会社紹介動画 事例2】シーオス株式会社(制作:株式会社ボーダーレス)
アプリケーションを通じて物流業界の進化を実現する、シーオス株式会社の会社紹介動画です。
物流全体のビッグデータ活用やコンサルティングなどといった可視化しにくいサービス内容を、CGや多彩なグラフィックを用いてわかりやすく表現しています。
この動画は、制作にあたり撮影を行っておらず、主に動画素材とグラフィックを用いて短期間で制作していることが特徴です。
AIやロボットなどの先進的な技術力を伝えるため、ホログラムを使って近未来的なイメージを表現。動画を見た来場者が実際に活用するシーンを想像しやすいように、多くのイメージ画像や動画素材を用いて伝えています。
このように過去に撮影済みの動画や写真などを用い、表現方法を工夫することで、高いクオリティの動画でも短期間で制作できます。
制作にかけられる時間が短い場合は、既存の素材を使用して制作する方法を検討することもおすすめです。
2-3. 【商品・サービス紹介動画 事例1】株式会社リファクト(制作:株式会社LOCUS)
株式会社リファクトが提供しているIT中小企業向けの契約管理システム、「MITHRAS」のサービス紹介動画です。
この動画は、必要な情報だけに絞って伝えることで、サービスやメリットを理解しやすいように工夫していることが特徴です。
さまざまな機能がある契約管理システムをわかりやすく伝えるため、あえてフラットなアニメーションを活用しています。視聴者がイメージしやすいようにデフォルメしたことで、複雑なシステムのサービス内容やメリットを簡潔に訴求した、理解しやすい動画となっています。
このように複雑な機能や無形サービスなどをわかりやすく表現したい場合は、伝える情報を制限することが有効です。
実写ではなくアニメーションで制作する、あえて情報を少なくするなど、伝え方を工夫してわかりやすい表現を用いましょう。
2-4. 【商品・サービス紹介動画 事例2】株式会社ビービット(制作:Crevo株式会社)
株式会社ビービットのロイヤリティ向上支援サービス「beBit」のサービス紹介動画です。
この動画は、アニメーションの色味を抑え、落ち着いた声のナレーションを入れたことで、全体を通してサービスへの信頼感を高めるような動画となっています。
色味を抑えた手書きイラストを使って親近感を与えつつ、ナレーションでわかりやすく説明しています。言葉や文章では伝えにくいサービス概要を、あえて難しい言葉を避けて「悪い売上」という表現を用い、短時間で理解しやすいように工夫していることも特徴です。
信頼感を高めつつ、動画内で問いかけや事例を簡潔に伝えて視聴者の興味を引き付けるような動画に仕上がっています。
アニメーションで動画を制作する場合は、イラストのクオリティや動き、CGの使用などによって伝わる印象が異なります。
親近感を与えたい場合は人間味のある手書きイラストを用いる、先進技術をアピールしたい場合は3DCGで制作するなど、訴求ポイントに最適なアニメーションを使用しましょう。
2-5. 【ティザー動画 事例】株式会社日進製作所(制作:デジトゥルー)
株式会社日進製作所の新型機械を紹介する、ティザー動画です。
展示会で発表する予定の新型機械であることから、機械の詳細を明確にせずに、強い関心を引き出す動画になっていることが特徴です。
CGアニメーションを活用し、機械自体にスポットライトを当てるのではなく、背景の文字を大きく目立たせる構成となっています。まるで背景に大型スクリーンがあるかのような映像を、モーショングラフィックスで作成。機械のシルエットを映し出す効果的な演出で、迫力のある動画に仕上がっています。
興味を引くために特長を動画内にちりばめ、部分的に情報を伝えている点もポイントです。動画を見た視聴者が機械の全容や特徴を知りたいと感じ、展示会会場に訪れるように工夫しています。
このように、演出方法を工夫することで、発表前の商品を効果的にアピールすることも可能です。
発表前の商品やサービスについても、公開可能な情報や状況に合わせた演出方法を用いて動画を制作できます。
3. 展示会動画を制作会社に依頼した場合の費用別目安
前章で紹介したような動画を自社で制作するには、さまざまな技術やノウハウが必要です。そのため、動画制作の専門的なスキルを持っていない場合は、制作会社に展示会動画の制作を依頼することをおすすめします。
ここでは、展示会の動画を制作会社に依頼しようと考えている方に向けて、費用ごとにどのような動画を制作できるのかを解説します。
おおよその相場を理解することで、自社が希望する動画の制作を依頼した際にどのくらいの費用が必要となるかを判断できるでしょう。
価格帯には幅があるものの、大きく分けて
- 10~50万円
- 50~100万円
- 100~300万円
の3つの価格帯でどのような動画を制作できるかがわかります。
長い動画の制作や、複雑な演出、最新技術を使った表現などは、相場よりも高い費用がかかる傾向があるため注意してください。
以下では、制作できる動画の傾向や使用できる技術などを、価格帯ごとに解説します。
3-1. 10~50万円で制作できる動画の目安
10~50万円で制作できる動画は、動きのバリエーションが少ないアニメーションや、既存の映像素材を用いた実写動画がメインです。
制作期間の目安は1ヶ月~1ヶ月半程度、既存の素材のみを用いて制作する場合は、2~3週間程度で制作できるケースもあります。
アニメーションの場合は、シンプルなキャラクターやアイコンを使った表現での制作、実写動画は既存の素材を用いて編集し、制作するケースが多いでしょう。撮影済みのインタビュー映像や画像を活用して編集することで、撮影を行わずに費用を抑えて動画を制作します。
撮影が必要な場合は、撮影日数やシーン数などによって追加料金が発生します。
プロのモデルに出演を依頼すると、自然な話し方や演技で動画のクオリティは高くなるものの、さらに高額なキャスティング費用が必要となるでしょう。その場合は、少しぎこちない雰囲気が出てしまう可能性はありますが、社員が出演することでキャスティング費用を削減できます。
商品・サービスの理解促進を目的とするシンプルな動画を制作したい場合や、費用を抑えて動画制作をしたい場合は、10~50万円が相場と考えてよいでしょう。
3-2. 50~100万円で制作できる動画の目安
50~100万円で制作する場合は、表情や動きにメリハリがあるアニメーションの作成や、要望に応じた撮影を行うことが可能となるため、ストーリー性のある動画を制作できます。
制作期間の目安は、1ヶ月半〜2ヶ月程度です。
アニメーションは、デザイン性の高いイラスト作成やバリエーションを増やした動きができるようになります。実写では、シーン別の撮影や社員のインタビューを撮影して制作できるため、リアリティのある動画が完成するでしょう。
10~50万円の動画と比較すると、よりオリジナリティある動画制作が可能となるため、他社動画との差別化が期待できます。
ストーリー性やリアリティのある動画で興味を引き付け、来場者を集めたい場合におすすめの価格帯です。
3-3. 100~300万円で制作できる動画の目安
100~300万円になると、3DCGを使ったアニメーション制作や、ドローンを用いた空撮、実写とアニメーションを組み合わせて活用するなどといった幅広い表現も可能となります。立体感のある複雑な表現ができるため、細かいイメージが伝わりやすいことが特徴です。
制作期間はアニメーションの量や演出にもよりますが、2ヶ月~3ヶ月程度が目安です。
さらに費用をかければ、なめらかな動きのアニメーションを作成することもできます。クオリティにこだわったアニメーション動画を制作したい場合は検討するとよいでしょう。
高度な技術や複雑な表現など、こだわりの詰まった動画を制作できるため、会社紹介やブランドの世界観を表現したい場合などに向いています。
4. 展示会動画の依頼におすすめの制作会社4選
ここからは、展示会動画の依頼におすすめの制作会社を4つ紹介します。
際立った特徴や強み、独自システムなどを持ち、高品質の動画を制作している制作会社を集めました。
また、5-1. 公開されている事例をチェックするで詳しくお伝えしますが、制作会社を選ぶ際は制作会社が公開している動画の事例を確認することが重要です。紹介する企業は、公式サイトで多くの事例を紹介しており、事例の検索もしやすくなっているため、希望に近いイメージの動画を見つけやすいはずです。
たくさんの事例をチェックし、気になる制作会社に見積もりを依頼してみましょう。
紹介する動画制作会社の一覧は以下のとおりです。特徴などを見て気になる企業がある方は、表の制作会社名をクリックすると詳細説明に飛べます。
制作会社 | 特徴 | このような悩みを抱えている方におすすめ |
● 動画による課題解決を実現する提案力に優れている | ● 動画活用やマーケティングについての提案をしてほしい | |
● 動画コンサルタントが企画からマーケティングまでをサポート | ● 制作した動画を効果的に活用する方法を知りたい | |
● 独自の制作管理ツールにより高品質な動画を費用を抑えて制作できる | ● 自社イメージに合わせた高品質なアニメーション動画を制作したい | |
● 50,000件以上の膨大な実績に基づくノウハウがある | ● 初めての動画制作のため、プロセスに不安がある |
4-1. 株式会社LOCUS|提案力に優れた業界のパイオニア
出典:株式会社LOCUS
株式会社LOCUSは、ビジネスの課題解決を実現する提案力に優れた、動画コンサルティング会社です。
徹底的な依頼者目線を貫き、要望に合わせた用途での動画制作はもちろん、マーケティングの観点から活用シーンに合う動画を提案しています。
大手企業からベンチャー企業まで1,700社以上の企業の制作実績があり、リピート率はなんと70%以上。幅広い業界での制作実績によって培った多数のノウハウをもとに、800名以上の社外クリエイターとパートナーを組むことでコストを削減し、品質の高い動画制作を低予算で実現しています。
VRやドローン撮影だけではなく、動画にクリックボタンなどを配置して視聴者のアクションにより進行が変化する仕組みを組み込んだインタラクティブ動画の制作も可能です。
▼株式会社LOCUS制作事例
最新の動作制作手法を活用できるため、他社と差別化できる魅力的な動画制作をしたい方にもおすすめの制作会社です。
【このようなお悩みを抱えている方におすすめ】 |
【基本情報】
株式会社LOCUS | |
公式サイト | |
動画制作費用(目安) | 要見積もり |
会社所在地 | 東京都品川区西五反田8-8-15 カーニープレイス五反田9階 |
4-2. 株式会社プルークス|動画コンサルタントが企画から制作・活用までをサポート
出典:株式会社プルークス
株式会社プルークスは、経験豊富な動画コンサルタントが在籍し、業界に最適な動画制作を提案している会社です。
2,000社以上の制作実績があり、オンラインでの動画広告やPR動画、商品説明動画など、さまざまな動画を制作しています。幅広い規模やジャンルの制作経験をもとに、業界に合わせた動画制作やマーケティングをサポートしています。
商品の魅力や訴求ポイントを的確に捉え、実際の活用を見据えた動画制作が実現できることも特徴です。グラフィックやアニメーションを駆使して、世界観を保ちつつ複雑な内容をわかりやすく表現することに優れています。
▼株式会社プルークス制作事例
動画の設計・企画から制作・広告活用までを1社で担っているため、初めての動画制作に迷っている方も、動画を使った本格的なマーケティング施策を検討している方も、安心して任せられるでしょう。
【このようなお悩みを抱えている方におすすめ】 |
【基本情報】
株式会社プルークス | |
公式サイト | |
動画制作費用(目安) | サービス紹介、営業ツール、マニュアル:〜100万円 プロモーション、会社紹介、採用、イベント:100〜200万円 TVCM、ブランディング:300万円〜 |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋大伝馬町14-17 大伝馬町千歳ビル4階 |
4-3. Crevo株式会社|独自制作管理ツールで費用を抑えた動画制作が可能
出典:Crevo株式会社
Crevo株式会社は、制作管理ツールで企画から納品までを一貫して管理することで、費用を抑えた動画制作を行っています。
独自開発した制作管理ツールを活用して制作にかかわる工数削減に取り組み、高い品質はそのままに低コストでの動画制作を実現しています。2,000社7,000件以上の制作実績に基づいたノウハウをもとに丁寧にヒアリングを実施するため、目的や用途に合わせた適切な動画を制作できるでしょう。
アニメーション動画制作のクオリティが高いことも大きな特徴です。シンプルなグラフィックから3DCGまで、さまざまな技術を活用した幅広い表現により、メッセージ性のある動画が制作可能です。実写動画とアニメーションを組み合わせた表現も行えます。
▼Crevo株式会社制作事例
【このようなお悩みを抱えている方におすすめ】 |
【基本情報】
Crevo株式会社 | |
公式サイト | |
動画制作費用(目安) | 49万円以下~300万円以上 要見積もり |
会社所在地 | 東京都目黒区中目黒2-10-15 フロンティア中目黒3階 |
4-4. 株式会社ヒューマンセントリックス|膨大な実績と明確な価格設定で安心して依頼できる
株式会社ヒューマンセントリックスは、コンサルタントが丁寧に課題をヒアリングし、最適な動画制作を実現します。
単純に動画を制作するだけではなく、企業が抱えている課題解決を目的に、長年の経験をもとに効果的な動画を制作できることが特徴です。
50,000件以上の膨大な制作実績を誇り、大企業から中小企業、官公庁に至るまで、さまざまな規模や業種の動画制作を請け負った経験とノウハウを保持しています。
BtoB動画の制作に特化しており、企業の課題解決を実現するため経験に基づく独自の動画制作メソッドを用いて最適な動画制作を支援しています。
▼株式会社ヒューマンセントリックス制作事例|コニカミノルタジャパン「つなぐオフィス」紹介
また、動画制作費用は明確に開示され、追加費用が発生する心配がありません。動画の企画からキャスティング、制作、マーケティング支援までをワンストップで対応できるため、初めての動画制作を考えている方も安心して依頼できるでしょう。
【このようなお悩みを抱えている方におすすめ】 |
【基本情報】
株式会社ヒューマンセントリックス | |
公式サイト | |
動画制作費用(目安) | ベーシック:18~30万円 |
会社所在地 | 福島本社:福岡市早良区百道浜2-1-22 福岡SRPセンタービル |
5. 展示会動画を依頼する制作会社の選び方
展示会の動画制作を依頼するにあたり、制作会社をどのように選んだらよいかわからず、迷っている方もいるでしょう。
展示会動画の制作会社は、
- 公開されている事例をチェックする
- 複数会社から見積もりを取得し制作費用を比較する
の順番で選定してください。
まずは制作した動画の事例をチェックし、クオリティに満足できる制作会社に見積もりを依頼することで効率的に制作会社を選定できるはずです。
ひとつずつ解説します。
5-1. 公開されている事例をチェックする
展示会動画の制作会社を選ぶ際は、最初に制作事例をチェックすることが重要です。
動画では、視聴者に情報が伝わりやすいアニメーションや、強いインパクトを与えるグラフィックなど、多種多様な演出が用いられており、制作会社のノウハウやセンスによって完成する動画は異なります。
より自社の企業イメージや好みに合う動画を制作するためには、実績をチェックして制作会社がどのような動画を制作できるのか知ることが大切です。自社が作りたい動画に近い実績を多く持つ制作会社であれば、よりイメージに合う動画を制作できるでしょう。
そのため、実際に制作会社が公開する事例を見て
- 制作したい動画と同種の実績が豊富にあるか
- デザインが魅力的か
- 動画がわかりやすく訴求力があるか
などをチェックしてください。
自社と制作会社の間でイメージの共有が難しい場合、修正が多く発生したり、スムーズに進行できなかったりといった問題が発生する可能性も考えられます。
実績をしっかりチェックしてから依頼することで、動画制作会社選びの失敗を防げるでしょう。
5-2. 複数会社から見積もりを取得し制作費用を比較する
公開されている動画の事例をチェックし、希望に近い事例を持つ制作会社を選別したら、複数の会社に見積もりを依頼して比較してください。
展示会動画の制作にかかる費用や期間は、制作会社ごとに大きく異なります。そのため、依頼を決断する前に複数の見積もりを取得して費用の内訳を確認し、比較することが非常に重要です。
費用は動画の企画内容によって変動するため、どのような動画を撮影しようと考えているのかを明確に伝えて、見積もりを取得しましょう。
- 動画に使用する既存素材の有無
- 撮影の必要性
- 求める映像のクオリティ
- プロのモデル使用の有無
- 動画の長さ
などのさまざまな要素を伝えることが大切です。
見積もりは総額だけを見て比較するのではなく、追加費用がかかりそうな項目はないか、自社の要望をしっかりとくみ取ってくれているかをチェックしてください。
見積もりの内訳を比較検討し、依頼先制作会社を選定することで、クオリティや費用に納得して動作制作を進められるでしょう。
6. 制作依頼する前に知っておくべき展示会動画の制作ポイント3点
ここからは、展示会動画の制作を依頼するにあたり、事前に知っておくべきポイントを解説します。
展示会で活用する動画制作のノウハウを多数所持している制作会社であれば、依頼にあたりさまざまなアドバイスをもらえるケースもあるでしょう。しかし、すべての制作会社がノウハウを持ち、丁寧に教えてくれるとは限りません。
ヒアリングや企画の打ち合わせをする前に、展示会で活用する動画の基本的なポイントを理解しておくことが大切です。ポイントを理解することで、無駄な費用を抑えつつ、より効果的な展示会動画をスムーズに完成させられるでしょう。
展示会動画の制作を依頼する前に押さえておくべきポイントは、以下の3点です。
- 短時間でコンパクトにまとめる
- 使用するモニターサイズに合った解像度で制作する
- 字幕やテロップを表示する
ひとつずつ詳しく解説します。
6-1. 短時間でコンパクトにまとめる
展示会動画を制作する際は、短時間で伝わるコンパクトな動画を制作することが重要です。
一般的に、展示会会場で来場者がひとつのブースにかける時間は非常に短い傾向があり、ブースに立ち寄った場合でも10分以内だと言われています。会場を歩く来場者がブース前を通り過ぎるまでにかかる時間は、多く見積もっても10秒程度です。
展示会動画は、その短い時間で興味を持ってもらえるように制作しなければなりません。制作する動画の時間が長くなればなるほど制作費も高額になるため、目的にフォーカスした短時間の動画を依頼することで、制作費も抑えられるでしょう。
たとえば、ティザー動画なら30秒以内、会社や商品紹介動画なら1~2分程度が目安です。
「せっかく動画を作制作するなら、多くの情報を伝えたい」と、盛りだくさんな内容にしたくなる気持ちはわかります。しかし、短時間で来場者の興味を引くためには、できるだけ不要な情報を省いて顧客のためになる動画を制作することが大切です。
コンパクトでわかりやすくまとめた動画を繰り返し流すことで、ブース前を通りかかった来場者を引き付けられます。
6-2. 使用するモニターサイズに合った解像度で制作する
動画は、展示会で使用するモニターサイズに合った解像度で制作依頼することが大切です。
高い解像度が求められる場合は、より鮮明に撮影できる機材を使う必要があるためです。
ヒアリングの段階で、必要な解像度や動画を流すおおよそのモニターサイズを制作会社に伝えることで、実使用に合わせた動画を制作できるでしょう。
会場で大型のモニターやテレビを使って再生するのなら、4Kやフルハイビジョンで動画を制作する必要があります。タブレットやパソコンといった小さなサイズで再生する場合は、ハイビジョンでも大丈夫です。
せっかく動画を制作しても、モニターサイズに対して解像度が低いと映像が粗くなってしまいます。映像が粗いと見栄えが悪くなり、魅力が十分に伝えられません。
かといって、必要以上に解像度が高いとデータ容量が大きくなり、環境によってはスムーズに再生できない場合もあります。
そのため、実際に動画を再生する環境を視野に入れて、制作する動画の解像度を決めることが重要です。
6-3. 字幕やテロップを表示する
展示会動画を制作する際は、字幕やテロップを必ず入れましょう。
展示会動画を再生する環境は、静かな場所で見る一般的な動画の閲覧状況とは異なります。
会場ではさまざまな音が鳴っているため、近隣ブースで流れている動画の音声や会場内の話し声などで、自社動画の音声が聞こえない可能性があります。来場者は会場内を移動しながらブースを見ており、動画の冒頭から見ていない場合や聞き逃すことも考えられるでしょう。
字幕やテロップの表示は、編集で対応してくれる制作会社も多くいます。しかし、修正回数が増えると納期や費用に影響が出ることもあるため、事前に伝えておきましょう。
音声で興味を持ってブースに訪れる来場者も存在するため、音を出すことはもちろん大切ですが、動画の音声やBGMが常に聞こえる状況にあるとは限りません。
動画に字幕やテロップを入れておくと、音が聞こえない状況下でも内容を正確に伝えられます。来場者の理解促進のためにも、字幕やテロップを効果的に活用してください。
7. 展示会動画は会期以外の活用も視野に入れて制作することがおすすめ
「展示会動画」というと、展示会会場で流すためだけの動画だと捉える方も少なくありません。
しかし、展示会動画は展示会以外の多くのシーンで活用できます。
一度制作した動画は、展示会の会期終了後もコンテンツとして残ります。せっかく動画を制作するのなら、展示会会期中だけ集中的に活用するのではなく、ほかの用途でも活用できるように制作することがおすすめです。
その際、「どこでも使える動画」として制作すると、訴求があいまいになってしまう傾向があります。動画制作の企画段階から、展示会以外で活用する具体的な使用シーンを想定して制作することが大切です。
展示会動画を活用しやすいシーンとしては
- 採用説明会やセミナー会場
- WEB広告や自社サイト
- オンライン展示会
が挙げられます。
それぞれのシーンにおける活用方法を解説するため、展示会動画の具体的な活用方法を知って、幅広く役立てましょう。
7-1. 採用説明会やセミナー会場
採用説明会やセミナー会場では、参加者に自社をより理解してもらうためのツールとして、会社紹介動画を役立てましょう。
商品・サービス紹介動画で、主要なサービスの概要を知ってもらうことも可能です。
たとえば、採用説明会で会社紹介動画を見せることで、応募者に実際に働いている社員の雰囲気や環境を具体的に伝えられます。
働いている姿をイメージしやすくなり、入社後のミスマッチを防ぐ効果も期待できます。
7-2. WEB広告や自社サイト
ティザー動画は、展示会会期前後にWEB広告や自社サイトで活用することがおすすめです。
ティザー動画は来場者の関心を掴むために、短時間で人目を集めるような印象的な作りの動画になっています。そのため、SNSなどのWEB広告としても注目されやすく、高い効果が期待できるでしょう。
会期前にWEB広告で展示会の告知をする、興味を持った方がいつでも閲覧できるよう自社サイトで公開するなど、さまざまな活用方法が考えられます。
認知拡大はもちろん、展示会当日の集客にも役立つため、制作したティザー動画を積極的に活用しましょう。
7-3. オンライン展示会
制作した展示会動画を、オンライン展示会に出展する際に活用することもおすすめです。
オンライン展示会なら、展示会用に制作したすべての動画を有効活用できるでしょう。
以下では、オンライン展示会の特徴や、オンライン展示会で動画を活用する重要性を解説します。
7-3-1. オンライン展示会とは
オンライン展示会とは、大規模な会場に実際に人が集まって開催する、いわゆるオフライン展示会ではなく、Web上のバーチャル空間で開催する展示会のことです。ここ数年、コロナ禍の影響もあり、さまざまな業界で多くのオンライン展示会が開催されています。
オンライン展示会の主な特徴は、
- 商談につながりやすい
- 低コストで出展できる
- 業務効率アップが見込める
の3点です。
オンライン展示会は、行きたいブースを選択して簡単にたどり着けることから、明確な目的意識を持ってブースを訪問する方が多く、質の高い商談につながりやすい傾向があります。そのため、ブースを訪問した来場者にしっかりと訴求できるコンテンツを準備しておくことが非常に重要です。
また、オンライン展示会はバーチャル空間での開催となるため、会場を借りる必要がありません。オフライン展示会に比べ、出展費用を大幅に抑えられます。会場までの移動費用や機材費なども必要なくなるためコストを削減でき、会社やサービスの魅力を伝えることに費用をかけられます。
展示会開催に必要な業務を効率化できる点もポイントです。一度オンライン展示会を行うと、次回出展する際に作成したブースデータを再度活用でき、準備の手間が非常に軽減できます。ブースに来てくれた方の情報や行動履歴はデータで取得できるため、会期後の集計や分析も容易です。
オフラインとオンラインを同時開催する展示会のスタイルも増えています。双方の特徴を活かして集客し、出展効果を高める方法もおすすめです。
7-3-2. オンライン展示会は動画を使った訴求が重要
オンライン展示会では、動画による訴求を行うことが非常に重要です。
オンライン展示会は、集客のために能動的に声をかけることや、商品を手に取ってもらうことができません。商品やサービスに興味を持ってくれたとしても、しっかりと訴求できなければせっかくの機会を逃してしまうでしょう。
来場者の商品や会社に対する理解を促進するためには、魅力が伝わる動画を積極的に活用する必要があります。
説明資料や画像だけでは情報が伝わりにくい場合でも、デモンストレーション動画や臨場感のあるVR動画などを活用することで、来場者がよりリアルに使用シーンをイメージできます。
オンライン展示会で訴求力の高い動画を使用することは、顧客獲得に直結する非常に重要なポイントです。そのため、オンライン展示会において、動画は欠かせないツールだと言えるでしょう。
8. オンライン展示会プラットフォーム「WONDERLINE」では動画制作も依頼できる
「オンライン展示会に興味はあるものの、未経験のため動画や資料の準備に不安がある」
このように考えている方は、私たちがご提供しているオンライン展示会プラットフォーム「WONDERLINE」の活用がおすすめです。
「WONDERLINE」は、初めての方でも安心してオンライン展示会を実現できるように、使いやすい機能と充実したサポート体制が整っています。
とくにお伝えしたい「WONDERLINE」の特徴は、以下の3点です。
- デザインのプロにコンテンツ制作をまるごと依頼できる
- 営業活動に役立つ機能が豊富
- 運営事務局がオンライン展示会の成功に向けて手厚くサポート
弊社は印刷事業も行っており、動画制作やデザインに関する高い技術やノウハウを持っています。そのため、デザインのプロに魅力的なコンテンツ作成をご依頼いただけます。
必要な動画の制作や資料パンフレットのデザイン作成をまるごと任せられるため、オンライン展示会の準備に関する不安を軽減できるでしょう。
営業活動に役立つ豊富な機能を備えていることも特徴です。
オンライン展示ブースがあることはもちろんのこと、名刺交換や商談、来場者分析までをオンライン上でスムーズに行えます。外部オンラインツールとの連携やさまざまなオプション機能もご活用いただけるため、展示会の成果をそのまま営業活動に結びつけやすく、高い成果が期待できます。
オンライン展示会に出展するにあたり、さまざまな不安を抱えている企業担当者の方もいるでしょう。「WONDERLINE」では、安心してオンライン展示会を実現できるように、運営事務局が手厚いサポートを行っています。
- システムや機能の利用方法を詳細に解説
- 展示会の集客をサポート
- 運営事務局としてのお問い合わせへの対応
などのサポート体制が整っているため、オンライン展示会に不慣れな方も安心してご活用ください。運営事務局が展示会の成功に向けて、徹底したサポートを行います。
以下のアイコンからオンライン展示会プラットフォーム「WONDERLINE」の資料をダウンロードいただけます。オンライン展示会を検討されている方は、この機会にぜひご一読ください。
9. まとめ
展示会動画を制作する際は、動画プロモーションの目的によって制作する動画の種類が異なります。
そのため、
- 動画によってなにを実現したいのか
- 動画を見た来場者にどのような行動をとってほしいのか
を明確にし、制作する目的や希望する動画イメージに適した動画を制作することが重要です。
制作会社が公開している事例を見ると、どのような動画を制作できるのかを理解でき、自社のイメージを明確化するために役立ちます。多くの事例を見て、希望するイメージに近い動画や満足できるクオリティの動画を見つけましょう。
制作会社に依頼する際に共有することで、より自社のイメージや好みに合う動画制作を実現できます。
また、制作会社に依頼する際は、公式サイトで公開している事例をしっかりとチェックしてください。そのうえで複数の制作会社から見積もりを取得し、内訳を比較することで、制作会社選びの失敗を防げるはずです。
見積もりを比較するときは総額ではなく、追加費用がかかる項目や要望をくみ取った見積もりになっているかを確認しましょう。
以下は、独自の強みや特徴を持ち、高品質の動画を制作しているおすすめの制作会社です。公式サイトでは、どの制作会社も多数の事例を紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
制作会社 | 特徴 | このような悩みを抱えている方におすすめ |
● 動画による課題解決を実現する提案力に優れている | ● 動画活用やマーケティングについての提案をしてほしい | |
● 動画コンサルタントが企画からマーケティングまでをサポート | ● 制作した動画を効果的に活用する方法を知りたい | |
● 独自の制作管理ツールにより高品質な動画を費用を抑えて制作できる | ● 自社イメージに合わせた高品質なアニメーション動画を制作したい | |
● 50,000件以上の膨大な実績に基づくノウハウがある | ● 初めての動画制作のため、プロセスに不安がある |
展示会動画は、会期以外での活用シーンも視野に入れて制作することで、より効果的な活用が可能となります。依頼時のポイントも押さえながら、幅広く活用できる展示会動画を制作しましょう。
コメント